Q&A3月議会での質問…代表質問2000年3月8日

 1.介護保険事業の充実のために / 3.財政見通しと改革の体系 / 

4.国立循環器病センターの「遺伝子無断解析」 / トップページへ


2.まちづくりに市民が参加するための条件整備


これまでも山田駅周辺問題でまちづくりのあり方、住民市民参画の方法をご提案してきました。
行政内部の方々も少しずつご理解いただけてきたという感想もありますが、まだ緒についたばかりです。先日も藤白台4丁目に市として特別養護老人施設建設をしたいという提案をされましたが、住民の方々との意思の疎通にかけているとの記事を見ました。山田駅東側区画整理事業で市民住民の方々が感じた事を行政が懲りずに繰り返しているとしかみえません。
たとえ行政が内部で検討・調整したこととはいえ、住民・市民にとっては突然の計画です。
藤白台で言えば、提案の土地を含めて近隣センターの建替えが今後住民の方々の暮らしにどのように影響するのだろうか?今問題になっていることが少しでも解決するのだろうか?あらたな問題が起きないだろうか?と、どなたも思うことであるでしょう。当然です。行政的に「藤白台」と一括してくくられますが、住まわれている場所によりそれぞれに影響が違うため、問題の捉え方は違ってきます。

住民の方々の中でまちづくりの合意形成ができません。これまで行政は連合自治会や自治会を窓口にして、行政内部で調整されたことを伝えるという役割分担でやってきました。「行政的には手順を踏んでいる」「ここでまとまらないのは連合自治会や自治会が機能していない」「住民の課題である」という声が聞こえてきます。

しかし住民・市民からの要望として、まちづくりへの合意形成を図る新たなしくみが求められています。そして実はこの「しくみ作り」がもっとも大きな吹田市の課題であると寺尾は考えます。  

行政は一昔前のコミュニティ幻想を建前にして、いつまでこれまでのようなまちづくりをしていくつもりでしょうか?これまでの施設建設の提案方法はすでに曲がり角に来ています。今年度施政方針の中でまちづくりのしくみを、提案いただけないことは大変残念です。

<提案>
@今後施設を建設、リニューアルする時には、施設のみならず、まちづくりを視野に入れ、行政と住民の方々とが一緒に考えていくための場を市が広報を  通じ設定していただくことも考えられます。
 そして担当部署だけではなく、まちづくりに関わる部署がまず市民・住民の方々 と意見を交わらせていただきたい。市の考える地域的課題と、住民の方々が考 える地域の課題を議論し、施設の機能や有効性を高める必要があります。
A市民の方々は、街のアメニティや税金の使われ方には非常に厳しい目を持って きています。一つ一つの施設建設について、行政の説明責任が増しています。 吹田市の計画的な施設整備が示されなくてはなりません。ここ3年間のリニュ ーアルを含めた施設整備を示し、そのための準備会を住民市民が作る方法を考 えられませんか?

B そして施設の建設・リニューアルを一つのきっかけとして、吹田市の総合的な まちづくりである地域整備計画・あるいは都市計画マスタープランを作り上げ ていくことはいかがでしょうか?


質問
1.まちづくりの方法は?
   地域の個性を生かしたまちづくり推進のために具体的研究はどこまで進んでいるのでしょうか?

答 <企画部長>

まちづくりの、特に基盤整備にかかわる事業については、技術的な面、周辺の基盤整備との整合性など専門的な検討事項が多々ありす。これまでは主として、行政が専門家の意見もお間きしながら、市民の皆様にとってより良いまちとなるよう計画を策定し、事業を具体化するにあたり、可能な限り市民の皆様のご意見を頂戴してきました。
近年、市民参加・参画の観点から、計画の策定段階から、市民の皆様からのご意見を広く聴きながら、市民の皆様と共に策定していく手法の開発や、市民と接する職員の意識改革が求められています。

・「千里ニュータウンの再生」
・将来の吹田の姿を提案する「21世紀ビジョン」

について100人委員会を設置したり、市民会議の設置を検討するなど、市民の皆様と協働してまちづくりを進めていきたいと考えています。

市民の皆さんとの協働作業は、お互いの理解と信頼に基づいた経験と手法の開発が必要であり、市民の皆さんとの連携は一朝一夕でできるとは考えておりません。
しかし、このような貴重な体験を重ねることが、今後のまちづくりにとり不可欠ですので、市民の皆さんのご理解が得られますよう一層努めます。

近年、地域の特色を生かしたまちづくりが注目されています。これは、人口集中による急速な市街化に対応するため、国が用意した画一的な基準や最低限の基準によるまちづくりに終始せざるを得なかった時代から、市街化の動向も落ち着きを見せ、成熟した都市の時代へと移行したことが背景にあるものと思われます。

地域の特色を生かしたまちづくりを支えるため、いわゆる「まちづくり条例」の制定が先進都市で進められており、積極的な市民参加を得ながら市民と行政が協働する中で、地域固有のまちづくり課題を解決するためのシステムづくりが進められています。吹田市でも、地域の個性を生かしたまちづくりや地域の問題を解決するための仕組みでづくりが必要であると考えており、先進的な条例を集め、まちづくり協議会等のあり方の検討を進めています。

ご指摘をいただいたとおり、今後、施設整備等を進める時には、市が抱える全体的な課題や、地域的な課題を事前に十分な説明を行い、かつ市民参加・参画のシステムも整えながら、市民の方々と十分意見交換を行い、地域のまちづくりを進めていきます

質問2.まちづくりを進める部はどこですか?

2年前に「まちづくり室」についてのご提案がありました。その機構改革では、行政のまちづくりに対する市民の方々の不満はどういうものであると分析されたのでしょうか? 当時の改変目的のひとつが確か、市民の皆さんに親しめるように分かりやすい名称にしたとのことでした。そして2年後、「まちづくり室」がまた都市整備室に変わってしまいました。市民に親しめるという当初の意図がこの2年間で達成されたのでしょうか?


機構改革の意図が達成されたことは何ですか?達成されなかった部分で、組織的にあるいは事務的に原因があったとすれば、今回の機構改革で解消されるのかどうかをきちんとお示しください。

答<企画部長>

1998年4月に行った組織改正で、計画部門と事業部門の複数の課の統合・再編成を行い、その名称も市民にわかりやすい「まちづくり室」としました。
<これまで>「まちづくり室」は市民や事業者の方々にも、@ 親しみやすい名称として定着しつつ現在に至るとともに、同室が A スタッフ制を活用することにより、駅周辺整備事業等の拠点整備事業、あるいは市街地での再開発事業など個々の事業に柔軟な対応が可能な組織として、一定の成果をあげてきました。今回、新設組織の「文化のまちづくり室」の名称と混同を避けるため、「まちづくり室」の名称を「都市整備室」に改めるものですが、このことにより、従来の業務が大きく変わるものではなく、引き続きスタッフ制を活用し、柔軟な事業への対応を行っていきます。
<今>現在、(仮称)吹田市まちづくり条例制定のための研究会を発足させ、同条例の検討と合わせて市民参加・参画のシステムの整備などまちづくりに関連する課題についても検討を進めているところです。この研究会の検討結果をもとに、
<今後>  今後、「都市整備室」と、新設する「市民協働推進室」をはじめ、各担当部署が総合的なまちづくりの視点を共有しながらそれぞれの役割を果たし、効果的な市民参加によるまちづくりを推進できる組織体制の整備に努めて参りたいと考えています

寺尾コメント
部の名前は並べられたが、具体的な方法が示されていない。また、2003年度「山田駅東側公共施設」構想作りの折、行政内の総合的なまちづくりの視点は見られませんでした。

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