質問1.生ごみの減量
吹田市の一般廃棄物の1/3が、生ごみであることから、生ごみの処理がごみ減量に大きく貢献します。現在、コンポストの補助がされていますが、全市的に見ればどれほどを配備到達目標としていて、現在の普及率はどれほどと認識されているのでしょうか?
答<環境部長>
コンポストの普及世帯数は、H13年度(2001年度)末で1,895世帯で、全世帯(143,466世帯)の1.3%の普及率です。
ご指摘の設置目標については、食品リサイクル法の動向などを見極めながら設定していただきたいと考えています。
質問2.ディスポーザー備え付けマンションの現状は?
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高齢者が増えてきた中、中高層棟からの頻繁なごみ出しがきつくなっていることなどを解消する方法として、ディスポーザーを備え付けたマンションや住宅の宣伝が目に付き始めました。
吹田市の減量基本計画でも「ディスポーザー・排水処理施設一体システムなどの導入検討を事業主体に要請していく必要がある」と書かれています。今年の5月末、国土交通省下水道部がディスポーザーの社会実験の中間報告を出しました。これによるとディスポーザーの導入により、生ごみ回収量がおよそ半減し、利用者の意識調査では8割の住民がディスポーザーの導入を効果的に考えていることが分かったそうです。
しかし、下水道にとっては一人当たり汚濁物質排出量が最大1.5倍となり管渠内の堆積物が明らかに増加したそうです。卵の殻などが管渠内に堆積に対して、管渠内の点検・清掃頻度を上げることが前提になる。また、管内にスライム状の有機性付着物が発生し、粉砕された生ごみが多いほど硫化物発生量が増えることが判明したそうです。排水処理槽のないディスポーザー実験だとは言うものの、雨天時に越流水が川に流れてしまう合流式下水道の区域では、十分な合流改善対策が図られていない状態でのディスポーザー導入を控えた方がよいという考え方を示しています。
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@現在ディスポーザー処理が可能なマンションは何ヶ所,何軒あるのでしょうか?
Aディスポーザー付きマンションの立地は分流地区でしょうか?
B建築確認事前協議には、下水道としてきちんと指導をしているのでしょうか?
C供用開始後も升の点検・清掃を頻繁に行なうよう、指導・検査をする体制はできているのでしょうか?
答<下水道部長>
吹田市でディスポーザー排水処理システムを設置しているのは1件で、合流区域にあります。建築事前協議済み・協議中が4件で分流区域にあります。また、5件全てがマンションで合計800戸です。
次に設置後の維持管理ですが、設置を許可する際に提出された書類により完了検査を実施するとともに、必要に応じて指導及び検査を行いたいと考えています。
質問3.ディスポーザーと下水道
ディスポーザーが、市民ニーズに受け入れられていること、生ごみの減量に有効であることから、ひとつの新しい方法であるとは思いますが、吹田市の下水道の状況において適切な指導を行なえるよう研究していただきたいと考えます。下水道部のお考えをお伺い致します。
答<下水道部長>
最近、市民の方や販売業者からの設置についての問い合わせが目立つようになってきました。これまで、ディスポーザー単体の設置については、下水道条例には禁止規定はありませんが、下水道管のつまり、悪臭の原因、下水処理場への流入水質の悪化が考えられることから、自粛要請をしてきました。
単体設置をする家庭が増えると、ご指摘の通り数々の問題があります。
平成10年(1998年)6月、建築基準法に合致する「ディスポーザー排水処理システム」が当時の建設省により設定されました。このシステムは専用の排水管でディスポーザーよりの排水を排水処理槽に導き、処理した後に排除するものです。
本市におきましては、平成11年(1999年)4月にディスポーザー排水処理システムの設置に関する運用基準を作成し、現在は(財)日本下水道協会が委託している、性能基準評価機関の認定を受けた機器に限り、事前協議の上その設置を認めています。
ディスポーザーは、高齢化社会に対応して利便性を提供するというメリットや生ごみの減量につながる利点はありますが、生ごみを粉砕・液状にした後 再度処理をするのにエネルギーを使用するため、生ごみ処理の最も良い方法であるかの疑問点もあり、国において調査・研究を行っている段階です。
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