Q&A 2003年10月議会での質問…代表質問 10月14日

1.人事異動基準の見直しと明文化 / 2.部ごとに財源と責任を持つ仕組みの提案 /

3.マクドナルドハウス建設に矮小化してはいけない福祉の姿勢 /

5.指定管理者制度と「介護保険委託事業者の経営状況」 /6.公民館改革と第2次生涯学習推進計画 

/ トップページへ


5.指定管理者制度と「市委託介護保険事業施設の経営状況


指定管理者制度

地方自治法の一部を改正する法律がこの6月に通りました。この法律は公共施設の経営のあり方を見直すものです。今後3年間の間に公共施設全般について点検し、委託事業を「直営」か「指定管理者に経営させる」かどちらかに振り替える。つまり公共施設の管理委託先を広げるもので、複数の候補の中から最も施設の稼働率を向上させ、経費の削減が図れるような委託を目的としています。この法律は、これまでの公共施設サービスのあり方を抜本的に変えてしまう劇薬です。 施設の目的にあう形の委託の方法を良く考えなくてはなりません。
介護保険事業のように、市民活動を含む多くの法人事業者が質の良いサービスを競っているような分野は、いつまでも行政が直接経営することが良いのかも問われています。
吹田市には他市と比べても多くの市直営や法人に委託した市の介護施設があります。これらの経営状況が早晩問われることになるでしょう。

寺尾恵子のこれまでの「介護関連質問」


質問1.介護保険委託事業者の経営状況

これまでも、介護老人保健施設の経営は、民間事業者と同様な仕事をしながら、毎年3億円弱の税金をつぎ込んでいることは指摘し是正を求めていますが、老健施設以外にも市が経営を直営や委託をしている介護施設は多くあります。

@介護保険事業を委託している施設はどれほどあるのか?
Aその経営状況をお聞かせください。

答<福祉保健部長>

事業者は、市の建物を介護報酬や利用料を収入として運営管理しています。

市の委託しているデイサービス事業所
千里山西デイサービスセンター定員50名内本町デイサービスセンター定員20名
南山田デイサービスセンター定員30名亥の子谷デイサービスセンター定員20名

経営状況は、1ヵ所は1700万円の黒字、他の1ヶ所も1400万円の黒字となってる一方、2ヶ所を経営している事業者は4200万円の赤字となっています。
収入に差が出ている理由は、主に開所日数の差(土日を休んでいるため)が年間100日程度あること、また 各施設の定員数の違い(規模の効率)によるものと考えます。

今年の4月に介護報酬が引き下げられた影響もあるので、今後の推移を見守る必要があります。

寺尾コメント:

*介護保険事業者も数多くある中で、不公平感が広がることが心配

* 土地や建物を無償で提供されている法人が、過大な利益を出して資産を蓄積していったら、市の姿勢が問われるでしょうし、赤字で経営し損失を市が更に補填しているとしたら、もっと問題です。

質問2.デイサービスへの土地建物の無償貸与は、是正すべきである

事業者の方々にうかがいますと、介護保険サービス中 デイサービスは今後も民間事業者のパワーで充足できる事業だということです。聞くところによりますと、来年度デイサービスを岸部市営住宅内に新設されるということですが、今の市内のデイサービス供給状況から見て妥当かどうか?
市委託のデイサービス事業のあり方を見直すべきと考えます。かねてから土地建物の無償貸与については、是正すべきであると提案していますが、市の考え方をお聞かせください。

答<福祉保健部長>

土地などの無償貸与は、社会福祉法人が施設を建設される場合に、施設の整備状況や待機者の状況、また計画の目標数値の達成状況等を勘案し、本市「社会福祉法人に対する助成に関する条例」及びその「規則」に基づいて、民間事業者自らが整備を進めるための誘導策の一つとして取組んできました。
今後も引き続き用地の提供は必要であると考えていますが、用地提供のあり方については関係部局と協議しながら、基本的な考え方をまとめます。


1.人事異動基準の見直しと明文化 / 2.部ごとに財源と責任を持つ仕組みの提案 /

3.マクドナルドハウス建設に矮小化してはいけない福祉の姿勢 / 5.指定管理者制度と「介護保険委託事業者の経営状況」

 /6.公民館改革と第2次生涯学習推進計画 

/ トップページへ