Q&A 2003年12月議会での質問…代表質問 12月11日

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2.下水道料金の値上げ


下水道料金の大幅な値上げが突如提案されました。
前議会で、下水道管が狭いため「近年の突発的な多量雨」 に対応できず、江坂地区で今後20年掛けて下水道管を太くする計画が発表されました。 市は、多くを借金 (起債)で対応しようとしたようです。しかし実際に国に借金の計画を含めた財源計画を 届けたところ、累積の借金額が水準を越えたため、累積借金額を減らすよう指導してきたとの事です。そこで借金が できなくなった分、下水道料金を値上げし対応することになったのが、今回の料金値上げの背景にあります。
私達<吹田いきいき市民ネットワーク>と共産党議員団は値上げに反対しましたが、反対少数で可決しました。

これまでの寺尾恵子「下水道関連質問」


質問1. 前議会で料金変更について、何の説明もありませんでした。まず説明をしていただきたい。

答<下水道部長>

 まず、雨水レベルアップ事業が説明不足であったことをお詫びします。
雨水レベルアップ事業は、雨水の排除を目的とした事業でその性格から雨水に係る経費に属します。
「雨水公費・汚水私費」の原則(下水管は雨水と生活汚水を排泄する管。 そのため雨水の排水に係る負担は税金で。生活汚水は排出者の下水量に応じた下水道料金で賄われる考え方)から、 その財源は下水道使用料に求められるものではなく、一般会計よりの繰り出し金に求められるものです。 このため、建設事業費はもとより、今後発生する市債償還費においても汚水経費には入らないものです。
 しかし下水道特別会計において現在累積赤字の増大に伴い下水道事業に係る起債の制限を受けています。 起債は雨水事業・汚水事業の区分はありませんので、事業の推進ということからすると使用料の改定によって財政状況 を改善することが必要となってきます。雨水レベルアップ事業の実施が使用料の積算・改定率に直接関連することは ありませんが、起債制限解除のため使用料の改定が必要となりました。

質問2.この事業以外に、下水処理場施設建設・高度処理施設建設など その費用はどれほどか?今後10年の計画予定と財源予定は?

答<下水道部長>
[今後の事業計画]
総事業費670億円
◆雨水レベルアップ事業
 総事業費 462億円 (ニュータウン地区は未計上)
10年に1度の確立で生じる降雨 (1時間に50oの集中豪雨)に対応できる下水管に増強するもの。事業は25年かけ総工費462億円を見込む。当面はH16年からH21年で江坂地区で実施。
江坂工事分は総工費47億円です
  財源    国庫補助金 22億円
起債(借金)     23億円
市負担         2億円
◆高度処理施設建設事業
総事業費未定 (今年度大阪湾流総計画と合わせた計画策定)
水質環境基準を達成するために定められた「大阪湾流域別下水道整備総合計画に 基づき、本市においても平成22年を目標に放流水質の基準確保のため高度処理事業 の実施を是非おこなう必要があると考えています。
◆合流式下水道の改善事業
雨水と汚水を合流で集める下水方式では、大雨の時には 雨水と汚水が混合したものを未処理で河川等に放流することなり、水質汚濁上、衛生上、大きな問題となっています。 このような問題に対処するため、下水処理場の処理能力の増大、初期雨量の一時貯留、合流式下水道の分流化などが必要 と考えています。この二つの事業計画については一部を現在策定にかかっています。(莫大な費用が予想されます)
◆南吹田汚泥処理施設建設事業
総事業費 110億円    (基本計画策定済)
汚泥を処理する脱水機と焼却炉の耐用年数が大幅に超えており、      (更新時期を30年延ばしています)今後引き続き使用することが非常に困難ですので汚泥焼却施設の更新をするものです。

質問4 .下水道事業の経営感覚を問う


今回のように起債(借金)が大きくなったからといってその度ごとに下水道料金に上乗せされて提案されるのでは、一体市民は何のために皆さんに経営を任せているのでしょうか?
答<下水道部長>

今後建設事業の実施については、 その時点時点についてその必要性を十分検討し建設費用の縮減につとめ、地方債残高を増やすことの無い範囲で実施し、 後年度における公債費の増大を避けていきたいと考えています。

寺尾作成資料

下水道会計は、以下のように硬直状態です。今後どのように事業を展開して行くのでしょうか?

  @H14の下水道の収入はH8の160億円から、25%(=40億円以上)減っています。

A公債費(借金返済)は徐々に増えていますが、事業費(仕事量)はどんどん減っています お金が無くて仕事が出来ないのです。

 

B99%布設を終えた下水道建設費は、どんどん少なくなっています。
 しかし 運営費はじわじわ増えています。


C管理費である下水道総務費が徐々に増えてきています。収入を得るための直接費用より、
 収入を得ない間接費用が増えています。

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