質問1.無責任な市長の指示
市から山田駅東側公共施設の概要を昨年の12月5日に伺い、それを受けて山田駅周辺まちづくり懇談会は議論を始めました。その折市は「今後も一方的に説明するのではなく建物総体のプラン・運営・管理を含め議論していただきたい。」というコメントが付され青少年関係の各種団体の意見を6月28日まちづくり懇談会に返し、其々の情報を一本化した中で議論を続けました。ところが、7月29日の社会教育委員会で突然山田駅公共施設に西山田2丁目にある山田図書館を移す考えが公開されました。これは、本来もっと早くに山田駅周辺まちづくり懇談会に出すテーマではなかったのでしょうか?もともとまちづくり懇談会は市長が諮問した懇談会です。これまでも阪急や地元地権者もできるかぎり情報を提供するように市が働きかけ、事業者の人達もそう努力し協働性の高い懇談会でした。市自らそのような評価をされてきたところではありませんか?また、市長は諮問をする立場です。市の情報を提供する責務があります。この間の経緯をご説明下さい。
答<都市整備部長>
6月28日の第30回には、第26回から第29回まで御議論をいただいた意見を、まちづくり懇談会の事務局である都市整備部がアドバイザーの先生方の御意見をいただきながらまちづくり懇談会案としてまとめさせていただきました。
その中では、図書室、学習室、並びにパソコンルーム機能を備えた約700uの部屋としてご報告させていただきましたが、市民の皆様からは、そんなに大きなものはいらないのではないか、図書室と学習室は分離した方が良いのではないか等の意見をいただきましたことから、8月9日の第31回では、図書室約250uの分離した形に整理をしなおして御報告いたしました。
図書館についての市民への情報開示がなかったことについては、6月28日、8月9日の両日に、山田駅前の公共公益施設の中に図書館を入れることについて市内部での意思形成過程であったことを含めて、まちづくり懇談会の皆さんに十分な説明ができなかったことについて事務担当として反省をしています。なおまちづくり懇談会出席の皆様の総意として出された8月9日の懇談会提案内容も含めて、現在市の素案の作成をしています。
答<市長>
阪急山田駅東側の公共公益施設に関しまして、山田駅周辺まちづくり懇談会で御検討いただきました経過につきましては、先ほど担当部長から御答弁申し上げましたが、熱心に御議論いただきましたことに心から感謝をしております。頂きました御提案につきましては、市の素案作成の参考にさせていただきたいと考えております。山田駅周辺まちづくり懇談会につきましては、平成12年(2000年)1月からの交通問題懇談会、また引き続いてのまちづくり懇談会において市民、事業者、行政の三者が互いにパートナーシップを形成し、よりよいまちづくりを行う場として信頼関係を築いてきたところでございまして、今後もこの信頼関係を大切にしてまいりたいと考えております。
「馬耳東風」の市長答弁。一方でハンドルを右に切り、一方でウィンカーを左に出す市長の運転に、車は迷走し、後に続く市民は大迷惑!車(職員の傷みの増幅も心配!! |
質問2.図書館の移設について
市長は財政運営の全責任者です。また市民が参加するまちづくり懇談会の責任者でもあります。どちらもタイミングを失しています。山田駅まちづくり懇談会と図書館移設提案についての、市政を調整する最高責任者である市長の統一した御見解をお伺いいたします。
これまで市内に六図書館を作る計画は、千里山佐井寺図書館の建設で一応の配置は終わりました。しかし未だ多くの課題が残っています
(ア) 千里丘・岸部地区の不便地区をどうするのか?
(イ) 片山中央図書館の老朽化への対処
(ウ) 北千里の開館時間の少なさ
(エ) 現存の山田図書館跡はどうなるのか?
(オ) 何よりこれらの問題解決の財源と山田駅設置のコストの裏付け
私は7月29日社会教育委員会を傍聴し、偶然にこの件の説明を聞きました。直後に社会教育部に詳しい説明を危機に行きました。「この4月企画部から打診があり千里丘・岸部を一体的にとらまえて検討を進めることになった]ということです。そこで企画部長に財源をお伺いすると、まだ財源拠出の目途が付いたわけではないということです。私は山田図書館の移転が良いとか悪いとかではなく、いったいこのような状態での提案を見通しのない中で一委員会と言えど公表する無責任さはどうしたことでしょうか? |
答<社会教育部長>
現在6館構想後の新たな図書館構想を打ち立てるためその作業に着手しており、その構想の中でご指摘いただきました諸課題の解決に向けて、その方向性をお示しできたらと考えています。特に財政状況が逼迫しており、将来にもわたる財政計画が極めて重要でありますので、関係部とも調整を図り、計画を検討していきます。
審議会での公表についてですが、審議会の役割は、行政の意思形成過程で、市民の意見を反映したり、専門的知識の導入や行政執行の透明性を図るために設置しているものですので、教育委員会としては、山田駅前に図書館を移設する事について、去る7月29日の社会教育委員会議で考え方を示し、ご意見をいただきました。今後とも市民の皆様方のご意見・ご希望を十分にお聞きする中で、図書館整備について慎重に検討していきます。
答<市長>
山田駅前への図書館移設についてでございますが、御指摘いただきました図書館の諸課題につきましては、十分認識をしています。このため、まず教育委員会におきまして、課題解決に向けた全体構想に着手いたしておりますが、その推移を見定めるとともに、今回建てる建物が複合施設を予定していますので議会の御意見を始め、関係団体や市民の声を十分お聞きする中で総合的に検討します。現在、山田駅前公共公益施設整備の事業手法について検討していますが、今後の実施計画策定の中で、十分精査をしたいと考えています。
【2回目の登壇で要望】
社会教育委員会は諮問するところであるから、考え方を聞いただけであり手続きに問題ないとの担当部のお答えでした。
審議会に意見を聞くためには、例えばそれまでに議論している「山田駅まちづくり懇談会での提案内容はこのようなものです。これまでの話し合いの経過はこうです」という情報も披露してはじめて社会教育委員会で深い議論ができます。
各審議会がそれぞれ違った情報で審議したものを行政が勝手に組みなおして、行政の意見として実行するところに、「市長の考える市民参加」レベルが透けて見えます。このような審議会の運営や、まちづくり懇談会の運営は、市長のいう「市民との協働」の隠れ蓑でしかありません。これまでにも幾度と無く市長に警鐘をならしてきました。市民と協働という意味を市民も各部も再度確認してください。
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