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2004年9月議会 代表質問(2004年9月21日) 青=寺尾の質問 黒=市の答 赤=2度目の質問・要望 |
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T. 事務事業評価に見る市民協働の到達度は? U. 人材育成基本方針と職員意識調査の進捗状況は? 2001年12月議会に提案いたしました人材育成基本方針について前向きにお取り組みいただけるとのお答えでしたが、進捗状況をお伺いします。 地方分権が益々浸透する中、価値観の多様化や急速に進展する高度情報化、少子高齢化、国際化への対応など、複雑化する行政ニーズを的確に把握し、適切に対処できる職員の育成が急務であることは認識しています。従来、研修の視点からは、職務に必要な知識の修得はもちろんのこと、市民の方々への説明・説得能力や、職務に対する鋭敏な感覚、問題や課題を解決していく政策形成能力など、職員一人一人の資質や能力の向上を図るため、階層別研修の実施や、外部研修機関へ職員を派遣するほか、自主研究支援など多様な手法により人材育成に取組んでいます。「人材育成基本方針」を策定するために今年6月、各所属部長が推薦する課長代理級職員で構成する20名の「検討会員」と公募も含めた概ね35歳前後の一般職員と係長級職員の構成による14名の「作業部員」を決定しました。夏季職員研修セミナーでは「自治体に求められる人材とは…21世紀の吹田市職員像」をテーマに講師を招き基調講演をいただいた後、人材育成基本方針策定庁内検討会員と同作業部会会員等から「これからの職員像について」をテーマとして発表があり、それを講師から講評をいただく形の学習・討論を深めてきました。今後「吹田市職員・職場風土改革及び人材育成基本方針(案)」策定庁内検討会で議論を重ね、2006年実施に向け努力します。 V. 外郭団体のこれまでの見直しの経過と到達点は? 1.本市も市民税が毎年減っている状況です。更なる構造改革に取り組まなければなりません。本市外郭団体の見直しが指摘されてから、どれほどの時間が費やされたのでしょうか?これまでにも国をはじめ他の自治体では、様々な形で外郭団体の見直しに着手しています。そこで以下、5点の質問をいたします。1.外部団体の見直しの国や先進他市の動向をご説明下さい。 国においては2000年12月に行政改革大綱が閣議決定され、2005年までの間を目途として、様々な分野の行政改革を集中的、計画的に取り組まれているところです。行政改革大綱は、第三セクター等の改革についても対象とし、地方公共団体に対して「第三セクターに関する指針」を踏まえ、経営改善などに積極的に取り組むことが求められています。この指針は第3セクターを取り巻く状況や社会経済情勢の変化に的確に対応するために2003年12月に改定されました。先進都市として、府下では堺市と八尾市が外郭団体の改革に当たっての統廃合の基準を始めとした、基本的方向性や取り組むべき事項などを内容とする見直しに関する指針を策定され、改善に向け取り組まれておりますが、北摂各市では指針を策定されていません。 2.経営のあり方を変えるいくつかの選択肢として「指定管理者」と今年4月からの制度「地方独立行政法人」があります。独立行政法人制度では政策の企画立案事業と実施機能を分離し、実施機能を担うものが地方独立行政法人であり、現場の自主性自立性を高め業務の効率的実施を図る制度です。制度の特色として「中期目標」「中期計画」「外部評価」「業務見直し」のマネージメントサイクルが組み込まれています。天下りの問題が指摘されたり、行政からの委託費や補助金の比率が高い外郭法人については独立行政法人化も選択肢の一つです。外郭団体の見直しのプロセスとして「当該事務事業は本当に必要か?」「必要であれば民営化は可能か?」「民営化が困難な場合、独立行政法人」のような見直しが必要です。指定管理者については、次に質問いたしますが、病院・水道事業・社会福祉事業は地方独立行政法人もありえます。総務省はこの「指定管理者」と「地方独立行政法人」を比較検討し、どちらの手法がより適切か判断し具体化をはかるように指示しています。以上本市の場合、外郭団体の見直しに対し「地方独立行政法人化」「指定管理者制度への移行」「公営企業会計の全適要」「民間売却」の4つの方法があります。市長の「民営化」についてのお考えの整理をお聞かせ下さい。 3.今ひとつ付け加えると公営企業において地方独立行政法人が一足飛びの感があるならば、「企業会計の全適要」を検討されるべきと考えます。例規では、公務員の中途採用についての規則で、本市市役所に再就職する場合同じ仕事であれば100/100、違う仕事であれば 80/100の年数換算されます。そして中途採用が多い病院・老健施設の医療従事者などの給与も市と同じ換算表を使うため、どうしても人件費に跳ね返ってしまいます。それがそれら事業体の経営難に繋がっています。職場形態また経営形態が違う場合は市役所のベースに連動させることは合理的な説明にはなりません。ましてどちらも赤字経営です。中途採用職員の人数・年齢・経験加算の状況を本庁と比べた形でお答えください。多くの中途採用がある民間の病院や老健施設の人件費の考え方とは開きがあると聞きます。また、病院長さんや老健理事さん達は経営者であるからには知らないで経営しているはずはありません。ご存知の範囲で民間の人件費の状況をお示しください。人件費までを経営責任の範囲に含めるいわゆる「公営企業の全適要」等も含め外郭団体自ら経営に乗り出すべきと考えます。担当部のお考えを伺います。 W.水道サービス公社が市役所の広報配布事業を請負っています。吹田市報の配布について配布料が高額ではないか?もっと市場性のある委託を考えるべきと決算委員会でも申し上げましたが、その後のご検討状況をお伺いします。 市報の配布は、市民の手元に確実に安定して配布されることを基本にして委託をしています。現在委託をしている財団法人水道サービス公社は1969年に市からお願いをし、それ以来誠実に履行をしていただいています。ご指摘の配布委託料は、同公社と話し合いを進める中で、今年度に単価の見直しを図ったところです。今後もより効率的な事業の執行に向けて努力します。 【2回目の登壇で要望】 市報などの配布については、単価を下げればよいということではなく、「市場性を取り入れるべき」と要望しているのです。 X.最後に全ての外郭団体の評価として、各施設の経営状況が分かるものを決算委員会に提出して下さい。 Y. 指定管理者制度 「指定管理者制度」は施設の管理に関する権限を委任して行なわせるものであり、利用の平等性、公平性などについて、「行政でなければ確保できないという明確な理由が無い」という国の方針の下に全国一斉に自治体の施設管理のシステムを変更するものです。また、使用料は条例の範囲で「利用料として額を自由に設定」でき収入として受取り、施設の管理だけではなく運営も一定の枠の中で自由にできることになります。利用料金を取ることができるようになると、通常事業がたとえ料金をいただかないとしても、市民ニーズを捕まえたイベントなどに料金を設定するなど創意工夫がしやすくなります。料金制導入は施設運営のフレキシビリティーを増すものとして必ずしも悪いものではないと考えます。そのため、これまでの施設に対し、市民の選択権が広がるための指定管理者導入に力を注いでいただきたく以下お伺いいたします。 @市民のメリットは? B基本条例を作るべき
C既存施設の経営分類は? Dもしこれまでどおりの経営で進めるのであれば、説明が必要 以下、いくつか具体例をあげてお伺いします。 F公民館はどうなりますか? G施設サービスの保証の為に−議会への公開 H施設サービスの保証の為に−現状の施設管理の課題の整理 I施設サービスの保証の為に−性能発注 J施設サービスの保証の為に−兼業禁止 L 指定管理者の期間 N選定委員会への市民参加 O指定管理者制度への取組方針はいつ出されるのですか?遅い! X.地域福祉活動拠点 コミュニティーセンターの役割を見なおしについて、以前質問しましたが再度質問いたします。コミュニティーセンターは地域の人達の交流の場であるコミュニティープラザと、地区福祉センターから成り立っています。今後コミュニティーセンターが建てられないのであれば「交流施設部分」であるコミュニティープラザの部分は公民館や市民センターなど既存の施設で更に力を注いでいただきたいと強く申し上げておきますが、福祉拠点としての地区福祉センターはこのまま設置がストップされていては、今年度取り掛かっている地域福祉計画の拠点不足が懸念されます。吹田市では、地域福祉の拠点として、在宅介護支援センターが市内に基幹型が一ヶ所、地域型が12箇所ありまして、市と民間法人とで地区を分担して、在宅の高齢者と障害者の福祉についての相談や情報の提供を行い、地域福祉の向上に努めていますが、計画では概ね中学校区に1箇所の整備を予定しています。今後は千里丘地区、千里山東地区と南吹田地区などにおいてできるだけ早期に整備をしていきます。地域福祉計画策定において既に先行して行った豊中市では、市民ヒアリングで出された要望の多くは地域の福祉拠点が必要であったと聞きます。本市でも地域福祉活動計画のヒアリングで地域の福祉拠点の整備要望が既に社会福祉協議会に上がっているとの事です。幸せなことに吹田市には地域にいろいろな施設があります。コミュニティーセンターにこだわることなく身近な既存の施設の一部を福祉の拠点とするほうが、地域市民活動には有効です。行財政改革の4つの柱のうち2つに、・ 新たな市民ニーズを的確に応えられるサービスの展開・ 市民の参加と協働による姿勢の推進があります。地域福祉を作り上げようとする前向きな市民ニーズに的確に応えていただきたいものです。 地域福祉を推進する上で、市民の地域福祉活動は重要な役割を果たしており、地域福祉活動を活性化し、地域住民の参加を促していくためには、住民が活動しやすい環境を整えて行くことが必要です。そして地域の福祉活動の拠点の確保を支援して行くことは、その環境整備の柱の一つと認識しています。ご指摘の既存の施設を利用しての拠点確保については、公共施設の多機能化の中で、関係各課と協議していきます。 また、1つの行政目的を1つの施設で実現する時代は終わりました。今議会に提案されている総合計画構想案でも地域施設の多機能化が盛り込まれています。地域にある既存の施設の一部、例えば学校・体育館・集会所などに地区福祉の拠点を確保するなど、積極的に推進していただきたいと強く要望いたします。市長はどのようにお考えでしょうか?また、指定管理者指定の折にもこの点に十分配慮し、市民の要望が実現するよう、施設自体の見直しをしながら、管理範囲を設定して行くこといついて御提言いたします。 (市民文化部長) 市民公益団体活動等が地域で活動しやすいように、既存のコミュニティー施設や公共・教育施設の一部を地域の活動の拠点について、どうあるべきか今後関係する部局と協議検討いたします。 (福祉保健部長) 吹田市において、地域福祉の拠点としては、在宅介護支援センターが市内に基幹型が一ヶ所、地域型が12箇所あります。市と民間法人が地区を分担して、在宅の高齢者と障害者の福祉についての相談や情報の提供などを行い、地域福祉の向上に努めており、計画では概ね中学校区に一箇所の整備を予定しています。今後は、千里丘地区、千里山東地区と南吹田地区などにできるだけ早期に整備していきます。また、地域福祉を推進する上で市民の地域福祉活動は重要な役割を果たしており、地域福祉活動を活性化し、地域住民の参加を促して行くためには、住民が活動しやすい環境を整えていくことが必要です。地域の福祉活動の拠点確保を支援して行くことは、その環境整備の柱の一つと認識しています。ご指摘の既存施設を利用しての拠点確保は、公共施設の多機能化の中で、関係各課と協議していきます。 【市長】 次に、地域におけます市民活動の拠点の確保についてでございますが、私は常々、既存施設を活用した各種施策の展開ということを申し上げております。今後とも既存の公共施設の有効活用はもちろんのこと、民間の空き家、空き店舗等も含めまして十分検討してまいります。 Y. 「府立老人総合センター」廃止後の本市の考えと福祉バスの今後 9月初旬に老人大学メンバーに廃止の方向という説明があったと聞いています。府の事業である老人大学は、府下3ヶ所あるそうですが、本市にある老人大学は特に充実した内容と活発な活動をされているとお聞きしています。そのカリキュラムの内容は元気で社会的にも参加意欲のおありになる高齢者の活動を支えてきました。本市において「地の利」からも「現代の高齢者ニーズを捉えている」という意味でもシルバーアドバイザー・老人大学の果たす役割は非常に大きなものといえます。有料でも充実した講座を受けたり活動したいという高齢者は多くいらっしゃると思います。これからの高齢社会の中で意欲的な高齢者を受け入れ輩出するしくみが幸運にも吹田市にあったといえましょう。ここで改めてこの府立老人総合センターに学び、活動されている吹田市の高齢者はどれほどでしょうか?またOB会も活動していらっしゃるとお聞きします。どれほどの方々がかかわられていらっしゃるのでしょうか? 他市の参加者割合とともにお示し下さい。 府立老人総合センターは1979年2月1日に開設され、吹田市を始め府下市町村から多くの高齢者が利用されている施設です。同センターは老人福祉センターとしての機能を有し、レクリェーション、高齢者総合相談情報センター、老人大学講座、シルバーアドバイザー養成講座などの事業を実施されておられます。また、吹田市の「いきがい教室」全20科目を同センターで開催しています。老人大学、シルバーアドバイザー養成講座の受講者の状況は、2003年の実績で、老人大学784名中182名、シルバーアドバイザー養成講座は、160名中24名が吹田市民です。また、過去の実績も概ね同数の受講状況です。更に各講座修了者の皆さんはOB会を設置され、習得された知識を地域に還元されていると、お聞きしています。 また、「府立老人総合センター」が本市になぜ設置されたのか経緯をお聞かせ下さい。歴代市長の思いもあったと伺っています。これからが高齢社会に突入するときになって財政難が理由で潰れていってよいのでしょうか? 「府立老人総合センター」の廃止で、府の先進的施策が吹田の地から離れていくことに手をこまねいていて良いのでしょうか? 1970年に市議会で、万博跡地利用の検討の中で、同会場周辺に老人の福祉センターの整備を検討するとしたことに始まり、1973年2月、府立老人福祉センター建設用地を市が提供することにより建設を要望する書面を府に対し提出し、以降、本市の大阪府への働きかけにより、また、府も高齢者福祉への積極的理解の賜物として設置されたものです。しかし今年9月に策定された大阪府行財政計画(素案)中に、同センターについて、「公の施設としては、廃止する方向で検討を行なう」とし、老人大学講座、シルバーアドバイザー養成講座などの事業については、「実施手法などについて検討する」と謳われています。吹田市としては、同センターが高齢者福祉に大きく貢献している施設であり、多くの高齢者が利用している実施をふまえ、2001年8月第1期大阪府行政計画案発表以降、大阪府との協議において一貫して同センターの存続を要望してきました。今後、更に大阪府に再考を促し、施設の存続を要望していきます。 市長はコミュニティーセンターも今後見直すということでした。もはや始まった高齢社会のイメージを市長はどのように描いていらっしゃるのでしょうか?若い人達と同じように学び活動する高齢者の実態をご存知なのでしょうか?吹田市高齢いきがい課の名前が泣きます。お考えをお伺いします。府も一方的に廃止といってきたわけではないでしょう。これまでに府立老人総合センターの継続についてかなり前から打診があったと聞いています。目先のコスト増を理由に断り続け結局廃止の方向性が出されたということでしょう。仮に廃止が決定されたとして、この方々の今後の受け皿、またこれから急激に増える高齢者に仲間入りされる人達の受け皿を本市で新しく作ると考えても損失は非常に大きいと考えます。この点含めながら御答弁下さい。 今後増加する高齢者に対する受け皿は、現在実施している「いきがい教室」の充実に努めるとともに、生涯学習部局を始め関係部局との連携を強め、高齢者福祉の充実に努めます。また、老人総合センター廃止となるとそこに通う多くの福祉バスの利用者がなくなり、福祉バスの存続もなりたたなくなることもあり、本市の高齢者・障害者施策の影響も大きいことも付け加えておきます。福祉巡回バスは、府立老人総合センターの利用者が多くおられますが、同センターの今後のあり方を踏まえ、検討します。 【市長】 老人総合センターの廃止に関連して高齢社会のイメージをどう描いているかとの御質問でございますが、本格的な高齢社会の到来は政治、経済、社会のあらゆる面におきまして、大きな変化を与えるものと考えておりますが、私は21世紀のまちづくりは高齢者の皆様のお力添えなくしてはなし得ないと思っておりまして、豊かな人生経験をお持ちの高齢者の方々のお知恵やお力を市政にお借りをしたいと考えております。行政のあらゆる分野におきまして、高齢者の方々がごく普通のことのように当たり前のことのように活躍していただいているまち、そんなまちづくりを進めたいと思っておりまして、そのためにもどなたにも元気はつらつとした高齢者になっていただきますよう、各施策を総合的に推進してまいりたいと考えております。 【2回目の登壇で質問】 経過をお伺いしますと、本市の市長が議会の要請を受けて府と協議した中で設置された老人総合センターということです。このセンターの意義が、阪口市長の代でもはやなくなったということでしょうか?私はそうは思えません。高齢者、それも社会とかかわりを持とうとする積極的な高齢者は今後も増え続け、そのことは」吹田市の人の宝である人財です。多様な内容の講座の必要性を感じ更に拡大しなければならないと考えます。老人総合センターにかかる課題をもっと前向きに捉える必要があります。市長のお考えをお伺いします。 【2回目の質問に対する市長答弁】 老人総合センターの廃止に関連しての再度の御質問でございますが、同センターの設立から今日に至ります経過等につきましては、先ほども担当部長がお答えしたとおりです。私といたしましても同センターにつきましては、歴代市長の高齢者福祉に対する理解、御努力の賜物であり高齢者福祉に多大な貢献をしている施設であると認識をいたしておりまして、ぜひとも存続させていただきますように引き続き要望し、対応していきたいと考えています。 Z.本市の姿勢を現す福祉総合条例への取り組み 以上これまで述べてきましたように、財源難をきっかけとして国や府は、まだまだこれまでの福祉制度の見直しを続けてくるでしょう。 府立老人総合センターに対しても、今回の府の医療費制度の変更に対しても何も対応できないというのではなく、市の姿勢をあらためて市民に示すべきです。私は、2000年3月介護保険が始まる時、本市の介護保険条例が手続き的な条例である。豊中市のように保険者の姿勢・責務を表わす条文を入れるべきと御提案いたしました。そのときの御答弁では保健福祉のあり方も視野に入れ、その中で総合的に検討を進めたいというものでした。今回の制度変更施行までまだ時間があります。4年前議会でお伺いした福祉のありようを総合的に示す福祉条例の進捗状況をお知らせ下さい。 介護保険条例に保険者の姿勢や責任をあらわす条文の規定については、介護保険制度以外の保健福祉のあり方も視野に入れた中で、引き続き検討を進めます。 [.山田駅周辺まちづくり懇談会について 市長の政策運営について計画的に意思決定されているようには思えません。市から山田駅東側公共施設の概要を昨年の12月5日に伺い、それを受けて山田駅周辺まちづくり懇談会は議論を始めました。その折市は今後も一方的に説明するのではなく建物総体のプラン・運営・管理を含め議論していただきたい。というコメントが付され青少年関係の各種団体の意見を6月28日まちづくり懇談会に返し、其々の情報を一本化した中で議論を続けました。ところが、7月29日の社会教育委員会で突然山田駅公共施設に西山田2丁目にある山田図書館を移す考えが公開されました。これは、本来もっと早くに山田駅周辺まちづくり懇談会に出すテーマではなかったのでしょうか?もともとまちづくり懇談会は市長が諮問した懇談会です。これまでも阪急や地元地権者もできるかぎり情報を提供するように市が働きかけ、事業者の人達もそう努力し協働性の高い懇談会でした。市自らそのような評価をされてきたところではありませんか?また、市長は諮問をする立場です。市の情報を提供する責務があります。この間の経緯をご説明下さい。昨年の12月にも市の足並みの不揃いについて同様な質問をしたのですが、今回もまた私どもの御提案が生かされませんでした。 2003年12月5日第26回山田駅周辺まちづくり懇談会で山田駅東側公共施設について議論を始めていただきました。その後2004年1月13日の第27回。2月19日の28回。3月31日の第29回。6月28日の第30回。8月9日の第31回の計6回です。6月28日の第30回には、第26回から第29回まで御議論をいただいた意見を、まちづくり懇談会の事務局である都市整備部がアドバイザーの先生方の御意見をいただきながらまちづくり懇談会案としてまとめさせていただきました。その中では、図書室、学習室、並びにパソコンルーム機能を備えた約700uの部屋としてご報告差させていただきましたが、市民の皆様からは、そんなに大きなものはいらないのではないか、図書室と学習室は分離した方が良いのではないか等の意見をいただきましたことから、8月9日の第31回では、図書室約250uの分離した形に整理をしなおして御報告いたしました。また、図書館についての市民への情報開示がなかったことについては、6月28日、8月9日の両日に、山田駅前の公共公益施設の中に図書館を入れることについて市内部での意思形成過程であったことを含めて、まちづくり懇談会の皆さんに十分な説明ができなかったことについて事務担当として反省をしています。なおまちづくり懇談会出席の皆様の総意として出された8月9日の懇談会提案内容も含めて、現在市の素案の作成をしています。 【市長】 阪急山田駅東側の公共公益施設に関しまして、山田駅周辺まちづくり懇談会で御検討いただきました経過につきましては、先ほど担当部長から御答弁申し上げましたが、熱心に御議論いただきましたことに心から感謝をしております。頂きました御提案につきましては、市の素案作成の参考にさせていただきたいと考えております。山田駅周辺まちづくり懇談会につきましては、平成12年(2000年)1月からの交通問題懇談会、また引き続いてのまちづくり懇談会において市民、事業者、行政の三者が互いにパートナーシップを形成し、よりよいまちづくりを行う場として信頼関係を築いてきたところでございまして、今後もこの信頼関係を大切にしてまいりたいと考えております。 \.図書館の移設について これまで六館構想であったものの、千里山佐井寺図書館の建設で一応の配置は終わりました。しかし未だ多くの課題が残っています (ア) 千里丘・岸部地区の不便地区をどうするのか? (イ) 片山中央図書館の老朽化への対処 (ウ) 北千里の開館時間の少なさ (エ) 現存の山田図書館跡はどうなるのか? (オ) 何よりこれらの問題解決の財源と山田駅設置のコストの裏付けをお示し下さい。 私は社会教育委員会でこの件を説明された直後、社会教育部で説明を受けました。「この4月企画部から打診があり千里丘・岸部を一体的にとらまえて検討を進めることになった]ということです。そこで企画部長に財源をお伺いすると、まだ財源拠出の目途が付いたわけではないということです。私は山田図書館の移転が良いとか悪いとかではなく、いったいこのような状態での提案を見通しのない中で一委員会と言えど公表する無責任さはどうしたことでしょうか?市長は財政運営の全責任者です。また市民が参加するまちづくり懇談会の責任者でもあります。どちらもタイミングを失しています。以上山田駅まちづくり懇談会と図書館の質問に対し、担当者の御答弁はいりません。市政を調整する最高責任者である市長の統一した御見解をお伺いいたします。 現在6館構想後の新たな図書館構想を打ち立てるためその作業に着手しており、その構想の中でご指摘いただきました諸課題の解決に向けて、その方向性をお示しできたらと考えています。特に財政状況が逼迫しており、将来にもわたる財政計画が極めて重要でありますので、関係部とも調整を図り、計画を検討していきます。審議会での公表についてですが、審議会の役割は、行政の意思形成過程で、市民の意見を反映したり、専門的知識の導入や行政執行の透明性を図るために設置しているものですので、教育委員会としては、山田駅前に図書館を移設する事について、去る7月29日の社会教育委員会議で考え方を示し、ご意見をいただきました。今後とも市民の皆様方のご意見・ご希望を十分にお聞きする中で、図書館整備について慎重に検討していきます。 【市長】 山田駅前への図書館移設についてでございますが、御指摘いただきました図書館の諸課題につきましては、十分認識をいたしております。このため、まず教育委員会におきまして、課題解決に向けた全体構想に着手いたしておりますが、その推移を見定めるとともに、今回建てる建物が複合施設を予定しておりますので議会の御意見を始め、関係団体や市民の声を十分お聞きする中で総合的に検討してまいりたいと考えております。現在、山田駅前公共公益施設整備の事業手法について検討いたしておりますが、今後の実施計画策定の中におきまして、十分精査をしてまいりたいと考えております。 【2回目の登壇で要望】 社会教育委員会は諮問するところであるから、考え方を聞いただけであり手続きに問題ないとの担当部のお答えでした。審議会に意見を聞くためには、例えばそれまでに議論している「山田駅まちづくり懇談会での提案内容はこのようなものです。これまでの話し合いの経過はこうです」という情報も披露してはじめて社会教育委員会で深い議論ができます。各審議会でそれぞれ違った情報で審議したものを行政が勝手に組みなおして、行政の意見として実行するところに、「市長の考える市民参加」レベルが見えてしまいます。このような審議会の運営や、まちづくり懇談会の運営は、市長のいう「市民との協働」の隠れ蓑でしかありません。これまでにも幾度と無く市長に警鐘をならしてきました。市民と協働という意味を市民も各部も再度確認してください。 ].財政健全化計画のこれまでの実施状況と今後の取り組み 財政健全化計画は、今年度を集中改革期間最終年としています。これまでの実施状況と今後の取り組みをお示し下さい。 私どもも市民の皆さんも、財政状況がよくない中での政策の吟味にシビアーにならざるを得ません。毎年市長の施策方針の発表の折には政策の取捨選択を十分に吟味されているのか疑問です。財政状況を一番知っているのは職員の皆さんです。市民の皆さんが理解できるような財政状況の説明に努めていただきたいと要望します。 財政健全化計画案は、厳しい財政状況の中、多様化する市民ニーズに的確に応えながら、市民福祉の増進を図るために不可欠な「健全な財政基盤の確立」を目的として、2009年度までの10年間を計画期間として、2000年度に策定しました。同計画に基づく財政健全化方策の実施により、2004年度までの集中改革期間における削減など効果見込み額を現在219億円と見込んでいます。財政健全化に努めてきたことにより、同計画案の策定時に見込んでいました2004年度末の累積財源不足額の約194億円は解消されますが、市税収入の大幅な落ち込みの影響などから財政調整基金の取崩や臨時財政対策債の発行により収支均衡を図っています。今後もさらに厳しい財政状況が見込まれていることから、2005年度以降の財政健全化方策を策定し、健全化の取り組みを進め、同計画案に掲げている、収支の均衡、財政構造の弾力性の確保などの目標達成に全庁上げて取組んでいきます。 ]T.組織改正 組織改正を再度行なうとお聞きしました。これまでいくつも市長は組織改正を行われました。組織改正は仕事の再編成であり、市長は多くの期待もされるでしょうが、職員にとって日常の仕事の中多くの負担があります。組織改正の結果多くの成果を市民が受け取ることができれば、その改正は成功ということになります。しかしこのところの組織改正は成果が見える前に改革をしてしまわれているようで、これまでの組織改正の成果が実感できません。組織改正事業の事業評価をお伺いします。阪口市長が市長になられてから取り掛かられた組織改正はどのようなものがあり、その目標と成果がどうであったのかお答え下さい。 2000年4月の組織改正では、政策立案機能充実の目標に向け政策推進室を設置し、成果としては2001年4月の特例市の指定、自治基本条例検討の取り組みがあります。また、市民参加・参画による協働協育型市政の推進の目標に向け、市民協働ふれあい室の設置などを行い、市民公益活動の促進に関する条例を制定しました。2001年4月の組織改正では、環境問題への取り組みの総合的な推進の為に、環境室を設定し成果としては環境基本計画に基づく行動計画の策定、ISO14001の認証取得があります。また、交通バリアフリー法への対応などを図るために交通政策課を設置し、同法に基づく基本構想の策定を行ないました。 【2回の登壇で要望】 議員としての組織改正事業の評価をさせていただきますと、H12年の組織改正の成果といわれる特例市の具体的成果。H13年組織改正でISO14001にとりかかった中で公共施設の緑被率が下水処理場や衛生施設が30%以上となっていますがその成果はどのようになっているのか疑問です。イベント的なものに対応する組織改正ではなく、体質を変えるための組織改正を提案実行されるよう要望いたします。先ほどの2つの事業成果をH15年度分決算委員会での資料に提出下さい。 ]U.まちづくり条例 まちづくり条例について自治会長さんたちの会で多くの違和感を伝えられたと聞いています。以前にも申し上げましたが、条例も大切ですが、条例を作るよりも実態を進めることで市民の皆さんに分かっていただける方法を取られた方が良いのではないでしょうか?急がば廻れです。まちづくりについてはこれまで都市計画マスタープラン。個別的には「まちづくり懇談会」など自治会組織の人だけではなく地域に関心や意欲ある人達と話し合う場を設け、進めてきた経過があります。これからも、地域福祉計画や防災の地域とのネットワーク作り、さらに総合計画での地域整備計画など自治会の役員さんや市民活動する人達、また地域に関心のある人達とも話し合う場は増えると聞いています。市民の皆さんがその中で実体験を持ったり、知り合う関係が出来るでしょう。その関係性の中で市民の皆さんと行政がともに、それぞれの地域でのまちづくりでの課題を認識した後、条例化を進めるほうが市民の皆さんにとって使いやすい条例になるかと思いますが、市長のお考えをお聞かせ下さい。 近年、少子高齢社会の進行、地球規模での環境問題など、地域社会を取り巻く環境は、益々深刻化しております。安心して住み続けることができるまちを作っていくためには、市民自治の確立がより一層進められており、行政の役割と責任を明らかにしながら、総合的な施策の推進と合わせて、市民自治の手による地域での取組みが重要となっています。こうした状況の中で、地縁組織を始めとする地域の様々な団体の自主性、主体性を尊重しつつ、地域の課題に総合的に取組むまちづくり協議会を地域で組織していただき、市との協働によるまちづくりを進めていこうとするものです。豊かな自治活動の下で、活力と魅力ある地域社会の実現を図るため、より多くの市民の方々のご意見をお聞きしながら(仮称)吹田市協働によるまちづくり条例の制定に向けて取組んで行く必要があるものと考えています。市民との協働は、今日まで都市計画マスタープランや地域福祉計画の策定などの計画段階のほか、コミュニティー協議会などの施設の管理運営や事業の実施を通じてなど、様々な形態で実践されていると認識しています。現在進めている条例については市民の方々の理解の下、議論を深め、地域の情報を共有する中で、地域の課題を発見し、地域住民主体で行なうもの、地域と行政の協力により行なうもの、行政主体で行なうもの、といった観点に立ち、地域のまちづくりを進めて行くことを主眼としています。この種の条例については、市民の方々の理解を深めて行くことが何より重要であると認識していまして、より多くの市民のご意見をいただく中で、地域の状況を踏まえたものとなるよう努めます。 【市長】 まちづくり条例についてでございますが、私は地域のことは地域で考え、地域で決定するという本格的な地方分権の時代にありまして、これからは地域のまとまった声や意見、あるいは地域での合意と申しますか、そういったものと行政が協働してまちづくりを進めていくことが、ますます重要になってきているという強い思いをもっております。そのために広範な市民組織によるまちづくり協議会との協働によりまして、地域のまちづくりを進めていくための条例制定の取組を進めようとしているところでございます。 今後とも地域との協働の実践を進めながら条例の制定に向けましてはその趣旨等につきましては市民の方々の理解を得ることが何より肝要だと考えておりますので、幅広い市民の方々の御意見を伺いながら取り組んでまいりたいと存じます。 ]V.情報化 <天下り>への意見 今回の人事異動についての意見を申し上げます。人事は市長の専権事項ですから議会からの意見は差し控えるべきであり、新たに就任される皆さんの人格に問題があるということではないことをあらかじめ申しあげておきます。 |
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