Q&A3月議会での質問…代表質問2005年3月14日

1.「後期財政健全化計画」を、より積極的に行う為に / 2.指定管理者制度への条件整備について / 

3.社会福祉法人補助の計画性 /  4.コミュニティ施設の活用 / 5.吹田市職員の福利厚生と人事政策 / 

7.京都議定書発効と吹田市の役割 / 8.ごみ減量計画の推進 / 

9.吹田操車場跡地のスケジュールと市長の考え方 / 

10.旧西尾家住宅(吹田文化創造交流館)条例は、市民活動をどう保証するのか? / トップページへ


6.これまで20年間吹田市が培ってきた性教育の方向性


家庭に流れ込んでくる性風俗番組や映画・ビデオ・街中にあふれるチラシの洪水の状況は、20年前より更に更に悪化してきています。特殊な視点で撮った子どもや幼児の映像をインターネットで取り込んでいる国籍で最も多かったのが日本であるということも耳にしました。世界の中でも特殊な社会になっている日本の現状で、子どもたちを守る重要な手段のひとつが性教育というのは、先進国にある大人として非常に申し訳ない社会を作ってきてしまっていると反省しなければならないと考えます。家庭はといえば、この圧倒的なポルノ情報の氾濫に適切に対応できているのでしょうか?親が子どもの生活を把握しにくくなる時期のことで、家庭でのしつけとしても取扱が難しい問題です。私事で恐縮ですが三人の子ども達について言えば、体系的な性教育はもっぱら学校教育に委ねてきた状況です。本市性教育は全校に配布されている副読本に沿って行われているということです。吹田市の副読本は全国的にも先進的に作成されたと聞いていました。先に申し上げたように自らを守り相手を大切に思うというヒューマニズムが押し流されそうになる今日性の中で、どのように子どもたちに理解を深めさせるのか、多くの教員他専門家が、専門性をもった視点で話し合われ、共有した中で20年以上の歴史を持ち作られたものと聞いています。


これまでの間、吹田市の方向性に特段の変更が無く積み上げられた副読本の見直しにとりかかっていると伺います。
20年間の蓄積を改定するためには、それなりの重みをもった議論がされなければならないはずです。
私たち大人の作ってしまった社会背景を常に意識して20年間蓄積してきた本市副読本についてどのような観点でどのような議論があって改訂されるのでしょうか?

改定に当たって本市教職員や子どもたちの保護者へ、教育委員会としての見識をお示し下さい。

<学校教育部長>

本市では性の問題をこころとからだの両面から取り上げ、性教育を人権尊重の精神に基づいたものとしてとらえ、生命尊重の精神と態度の育成、さらに男女の特性もふまえ、自他共を大切にする人間としての生き方や男女の協力について子ども達に学ばせることを目的に、昭和63年(1988年)に小・中学校性教育副読本を発行したものです。
その後、男女共同参画社会の推進やエイズ・性行為感染症問題などにより、平成10年(1998年)に改訂しました。
この副読本の作成にあたっては、本市の教諭・養護教諭の作成委員会が編集活動を行い、医師などの専門的立場の監修委員会からの指導助言をいただいたものです。
また、各学校の代表からの性教育推進委員会を立ち上げ、副読本の効果的な活用や公開授業、講演会等も計画し性教育の充実に努めてきました。
こうしたなか、平成14年(2002年)4月に新学習指導要領が施行され、各教科における性教育の領域が詳しく示されたことや、これとの整合性について保護者等からの問題提起もあり、本市教育委員会として全校に対しての性教育に関する実態調査を実施しました。
その結果、副読本の活用状況が不十分であるという実態が明らかになるとともに、構成や分量、子どもの発達段階に則した内容かどうか、使用している記述内容や表現等を検証するために、本年1月に性教育副読本検討委員会を設置し検討を進めています。
本市教育委員会といたしましては、今後とも児童・生徒の実態や社会の変化に応じた性教育の推進に努めます。

要望

H10年の改定からこれまでの間、社会の状況は良くなったとは思えません。
子ども達の発達段階以上に、世の中は性を即物的に取扱う傾向が強くなっています。子どもの人権を守るためにも、
「あるべき論」からの出発ではなく、社会の実態と乖離することのないよう吹田市の専門家の方たちや保護者の議論の場を広げ、その中で副読本を作り上げていただきたいと、強く強く要望いたします。


1.「後期財政健全化計画」を、より積極的に行う為に / 2.指定管理者制度への条件整備について / 

3.社会福祉法人補助の計画性 /  4.コミュニティ施設の活用 / 5.吹田市職員の福利厚生と人事政策 / 

7.京都議定書発効と吹田市の役割 / 8.ごみ減量計画の推進 / 

9.吹田操車場跡地のスケジュールと市長の考え方 / 

10.旧西尾家住宅(吹田文化創造交流館)条例は、市民活動をどう保証するのか? / トップページへ