Q&A5月議会での質問…代表質問2006年5月22日

1.今後の吹田市資産マネージメント / 2.指定管理者との協定書が出揃いました。 /  

3.外郭団体の改善計画 / 4.市直営施設指定管理者制度導入は? /  5.JR吹田駅周辺開発のこれから /

 6.介護保険導入で医療費は減ったのか? / 7.地域包括支援センターについて / 8.すまいる条例の運用状況 / 

9.都市計画マスタープランや住宅マスタープランは使いこなせているか? / 10.千里再生室の果たす役割は? / 

11. 母子家庭の再出発のために / 12.貨物ターミナル駅建設に際しての市民要望  /  トップページへ
 


1.今後の吹田市資産マネージメント


 市制が始まり。60年以上経ちました。この間、大都市近郊の立地から万博の開催や日本初のニュータウン開発など、国内的にも稀有な発展をしてきたといってよいでしょう。その実現に私たち先輩は努力をされ、様々な蓄積をされてきました。 その蓄積のもと、美しい街づくりに励み、福祉の充実に努め、人々の憧れの下に多くの住民が移り住み現在においても人口が減ることなく、存在する稀有な街です。 しかし、順調な時代ばかりではなく、これまでにも財政的苦難の時代があったと聞いています。 昭和30年代の財政再建団体の時代は、戦後の人口の増加による行政需要の拡大に歳入がついていかず、その結果の困窮だったと聞いています。その後の経済の復興、そして何より団塊の世代が生み出す、人口の活力がその後を支えてきたといって良いでしょう。 そして今に至っています。今私たちが向かおうとしている時代は、これまでの経験が役にたたない時代です。その後何度か襲ってきた経済の不況がもたらす周期的状況ではなく、実は市民の要望に応えてきたはずの資産の積み重ねの維持そのもので身動きが取れなくなっている中での財政苦難の構造です。人口増の活力による支えはあリません。その認識に立つならばここを抜け出すためにはこれまで積上げてきたもののうち、何を残し何を手放していくのかという選択以上に、これまでの判断の構造を変えざるを得ません。その構造変革にどう立ち向かうか、各自治体知恵の競争に入っています。そしてそれは私たちの年代の幸福を基準とするべきではなく、次の世代のことを考えながら判断をすべきです。 例えば、公的年金の世代間格差が問題となっています。 年金は、2030年頃までは黒字を維持する見通しではありますが、給付と負担の生涯バランスを試算すると、1955年生まれを境に世代間格差が大きくなるということです。保険料負担抑制のために国庫負担割合を引き上げるなど議論されています。そうなると今後経済状況が好転したとしても、人口構造変化による国庫負担の増大により、国からの補助を当てにはできません。そのことからも私たち地方自治体は、これまでのような経営感覚ではなく、長期を見通した説得力を持たなければならないと考えます。今後増大していく施設運営維持費の効率化・医療保険のコントロール・そして魅力あるまちづくりのシステムなど早急にそして抜本的に変えなくてはなりません。以下その視点に立って代表質問をいたします。

参考:吹田市史



 

これまで申し上げたように、幸運な次代に積上げてきた市内各施設ですが、却ってその施設維持が、今後の経営に大きな負担となってきます。吹田市には、施設をはじめ土地、インフラとしての道路・下水道・水道、など多様な資産がありこれらの資産をこれらの資産をどう活用するかを見直す中で行政経営の方向を定める必要があります。これまでにも2002年12月議会で土地の有効利用について、また昨年にも施設建設のライフサイクルコストを含めた議論をしてきました。特に修繕費は建設費用の50%以上を見込む必要があるといわれていますが、吹田市のこれまでの想定は不十分で「とりあえず作ってしまう」リスクは大きいと考えます。


質問1.質問1.現市長になられての建築費用をお聞きします。毎年新築で総額いくらで、増築・改修は総額いくらですか?

答<財務部長>

平成11年度から平成18年度8年間の建設・営繕費用
新設費は、一般会計で約131億円 その主な内容は、障害者支援交流センター、岸部中住宅、消防本部・西消防署など
増築又は改修費用は、一般会計で約114億円 小・中学校の大規模改造や屋内運動場の耐震補強などの改修事業で約52億円、その他62億円。
修繕などの維持補修費は、一般会計総額で約251億円公園、道路等の建築物以外の施設に係る経費も含める

質問2.先人の蓄積してきた資産を受け継ぎ経営する責任者である市長のお考えをお聞かせ下さい。

 今後全く新築しなくとも、改修費は大きく財政経営にのしかかってきます。 今回、学校施設の耐震化推進計画の提案があります。 大規模修繕・耐震改修を前倒しで集中するということです。建物のライフサイクルコストを把握するせっかくの機会だと思い、建物の建築費用・これまでの修繕費用を担当部にお聞きしたところ、そのデータはつかんでいませんとのことです。 まず、市の施設を資産的に把握し、長期的にマネージメントするシステムを取り入れなければ、長期展望にたった財政の構造改革はできません。後期行財政改革においても、施設の維持修理費を把握していないために、一時しのぎに修理費の削減や先延ばしを前提に進め、却ってライフサイクルコストを増加させそれを次世代の負担にしていっているのではないでしょうか? 現状は、各所管のニーズで建築物が建てられ、その後営繕補修費を経験則で割り振られ、財政難になると真っ先に補修費が削られています。極めて貧弱なマネージメントの上に運営されています。 多くの施設のある本市です。今後の財政運営に修理営繕のマネージメントは大変重要です。 早急にこの管理体制とマネージメントシステムの構築が必要です。

答<企画部長>

厳しい財政状況の中では、公共事業にかかるコストをいかに抑制していくか、どう効率的に執行していくかという「公共事業の効率化」の視点により、限られた財源を効果的に活用していくことが、健全な財政運営には欠かすことができないものと認識しています。 そのため、現在保有しています既存の施設の改築や改修、維持管理のコストに関して、公共事業の効率的な執行と透明性の確保の観点から、その必要性や事業効果などを、実施計画策定時に厳しく精査・選別を行っています。市が保有する施設の現状を把握し、施設のライフサイクルコストやメンテナンスコストを総合的に管理し、将来の予測を行う事は中長期的視点による財政運営の基本的な考え方から非常に重要なことと考えており、市全体の施設の管理体制とマネージメントシステムの構築について今後調査研究させていただきます。


1.今後の吹田市資産マネージメント / 2.指定管理者との協定書が出揃いました。 /  

3.外郭団体の改善計画 / 4.市直営施設指定管理者制度導入は? /  5.JR吹田駅周辺開発のこれから /

 6.介護保険導入で医療費は減ったのか? / 7.地域包括支援センターについて / 8.すまいる条例の運用状況 / 

9.都市計画マスタープランや住宅マスタープランは使いこなせているか? / 10.千里再生室の果たす役割は? / 

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