Q&A 9月議会での質問と答え (1998年9月)

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3. 社会福祉協議会と介護保険

介護サービスを提供する事業者のバランスを見ると、吹田市は他市と比較して行政の担う率が高い状況です。しかし、財政的にどこまで支えられるでしょううか。介護事業を市が抱え込んでいては、良質な民間介護者が育ちません。                            介護サービスを拡大するには、民間の活力の導入をいかに図るかがこれから大切です。

質問1.介護サービス量の拡大のために民間事業者参入促進を

A.<福祉保健部長>

民間事業者の参入を図る一方、行政の役割は、介護サービスが民間事業によって適切に運営、供給されているかをチェックし調節することです。
行政のチェック機能を強化するものとして、福祉オンブズマンの設置が今回の議会でも議論されました。オンブズマン活動を支える条件は、
・市民によくわかる会計決算や契約の公開
・市民が臆せずいつでも説明をきける

質問2. 遅れている「吹田市社会協議会」のあり方

社会福祉協議会は、単なる民間の福祉事業団ではありません。
・市は5億円の基金積立補助
・事務局長をはじめ5人の職員出向
・毎年人件費補助
など市の支えによって成り立っています。
さらに、市民である地区福祉委員が地域で集めた会費や共同募金など、市民の力と税金補助で成り立っています。
吹田市では、ホームヘルプ事業やディサービス事業は、直営あるいは社会福祉協議会が大方行っています。   
(10年度ホームヘルプ事業3億円弱 → 民間委託事業中約8割に当る)

現在、吹田市内の市民グループが、社会福祉協議会へ質問をやりとりしている。ホームヘルプ事業、ディサービス事業の委託会計など数々わからない点があるということです。
・市の委託決算実績と社会福祉協議会の決算額が毎年合わない
・平成9年度の決算残額が府に提出された残額通りでない

などが指摘されています。

<福祉保健部長>


市への清算報告書は、実際に社会福祉協議会で執行された委託事業費を決算額としているが、社会福祉協議会での決算上は、実際の経費に、市への変換金(委託金の清算後)を含めて決算額としているので、数字の相違が生じてくる。実際の支出に相違があったわけではない。
わかりにくいという指摘があったので、今後は、わかりやすい決算のあり方を検討すると聞いている。
いずれにしても、社会福祉協議会の決算については、同協議会の監事による監査を行い適正に処理している。
社会福祉協議会には、これまでさまざまな地域福祉を推進する一方で、ホームヘルプやディサービス事業の委託など、地域に福祉に多大な貢献をいただいている。
介護保険の導入をはじめ、社会福祉事業の見直しなど、国における動向を見る時、これから社会福祉協議会の果たす役割はますます重要になってくる。
社会福祉協議会の運営は、市民にわかりやすいものとなり、理解が一層得られるよう配慮をしてゆきたい。

質問2. 情報公開について

今後介護保険時代に向かって、市に準じての情報公開が必要と考えます。介護事業の透明性を確保するために市の所見を誠意をもって答えていただきたい。
逆に、今回市民の方々が情報公開をした折、社会福祉協議会内に「誰が」情報公開の請求をしたのかを詮索する動きがありました。請求者の個人情報は守られるべきであると考えます。

<福祉保健部長>

基本的には、個人の立場で請求した場合、その個人のプライバシーは保護すべきであると考えている。今回の場合、この考えに基づいた対応をしている。
社会福祉協議会においては、将来にわたる信頼を確保する意味から、公開前に請求者の名前を伏して、文書のみ公開した。

<総務部長>

情報公開課を所管する総務部としては、市に対して、いつどのような内容の公開請求があり、その請求に対して、市がいつどのような決定を行ったかという情報は、原則全て公開することに問題はないと考えている。

が、このような内容を誰が行ったか、という情報は、請求者が個人の立場で請求している場合は、プライバシーとして保護すべきと考えている。

市が取り扱う文書は、さまざまな個人情報が含まれているので、総務部としては今後とも、個人の私生活等がみだりに公にされることのないよう最大限の努力をしていく所存である。

寺尾コメント: 今後も皆さんとともに、情報公開のあり方についてしっかりと見ていきたいと思います。

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