新千里病院の移管

以下の文書を掲載します。

吹田市発行文書

平成14年2月28日

新千里病院の移管について

 

平成14年2月27日、大阪府健康福祉部から本市に対し、新千星病院の民間移割こ関して以下のとおり、現時点における状況説明がありました。


1 平成14年2月26日、社会福祉法人恩賜財団済生会支部大阪府済生会の理事会が開かれ、新千里病院の移管という基本方向のもと今後条件を詰めていくことになりました。

2 平成14年3月1日、(財)大阪府保健医療財団の理事会が開催される予定です。

3 移管に至る背最
@ 府の新千里病院に対する関与の見直し
  ・開設後30年数年の経過の中で、ニュータウン開発時における医療過疎の解消という当初の役割を終えた。
  ・府の関与を離れ、自立的な経営のもとに地域医療を担うべきである。
A経営状況の悪化
  ・施設の老朽化等により、患者数の減少が続いており、将来にわたって安定した経営を維持するのは困難である。
B病院存続の必要性
  ・千里ニュータウンの基幹病院として地域医療に貢献しており、豊能二次医療圏の病床・数を勘案すると存続が必要である。
4 移管に関しての府に対する要望
以下の事項についての配慮を申し入れました。
@ より充実した医療・保健サービス提供の継続と体制確保に関する配慮
A 救急告示の申し出についての働きかけ
B 府立千里救命救急センター機能の一眉の充実と吹田保健所千里支所の存続
C 地域の基幹的病院としての医療のみならず、保健、福祉の観点から一層充実した市民サービスを提供できるような働きかけ

 


 

千里ニュータウンの中核医療施設として大阪府などが建設した「新千里病院」が、経営難のため民間へ売却する交渉に入りました。同病院は、大阪府が99.6%を出資する府保健医療財団が運営し、累積債務は約20億円を上る額。
(1月19日朝日新聞夕刊、22日読売新聞夕刊、23日朝日新聞夕刊 に詳しく掲載されています)

 

吹田市発行文書

新千里病院の民間売却に関する報道について
                               

平成14年1月23日

大阪府健康福祉部に報道等の経緯を問合せた結果は、以下のとおりであった。

(1)平成14年1月18日(金)、朝日新聞より医療対策課に対して取材があり、新千里病院の民間譲渡に関し、コメントを求められた。同病院の一般的な経営状況等の説明は行ったが、譲渡交渉の相手方についてコメントは差し控えたとのことであった。

(2)平成14年1月22日(火)決算審査委員会において、府議から新聞記事に関して質問があった。
  〈答弁要旨〉
  ・「移譲の時期については、交渉ごとで確定はしないが、可能であるなら平成15年4月を目途に努力したい。」
  ・「地域事情に精通している点も踏まえて、恩賜財団済生会吹田病院を経営している大阪府済生会吹田医療福祉センターには非公式に打診している。」

 なお、本市としては、平成13年11月2・9日付けで大阪府行財政計画(案)に対する要望書を府知事に提出した際、計画の具体化にあたっては、本市に関わる個別の課題について十分な協議、調整を行うよう要望している。今回、改めてこの要望趣旨の徹底を求めるとともに、今後、新千里病院の民間譲渡の検討を行うにあたっても、 事前の説明を行うよう大阪府に対し強く求めたところです。

 


 

 寺尾コメント
新千里病院敷地には、吹田市休日急病診療所(B1)、保健センター南千里(B1〜1F)があります。
その内容をすいた市政概要H13年度版からご紹介します。


救急医療
 従来の救急医療は外傷的なものを対象としてきたが、生活環境の変化に伴い疾病も多様化し、 内科的なものまでの広がりが見られる。
 本市では大阪府と協力して千里保健医療会館を昭和54年(1979年)8月に竣工させ、市民の休日に おける応急的医療を提供する吹田市立休日急病診療所は同年10月から診療開始し、また、他の医療機関及び救急隊によって搬送される心筋梗塞、脳卒中、頭部損傷等の危篤救急患者に救命医療を提供する大阪府立千里救命救急センターは同年12月から診療開始した。
 なお、昭和57年(1982年)9月から開設した市立吹田市民病院は、救急患者に対応するために救急専門診療室を設けて診し、同年11月に救急告示病院としての認定を受けた。

 

1.千里保健医療会館

位置 津雲台1丁目1番
建設目的 吹田市を中心とした北大阪地域の医療需要に対処するため、大阪府と協力して建設した
敷地面積 6,248.59u   
建築面積 3,318.92u
構造・規模 鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上4階建
建 設 費 2,896,240千円

施設の概要

区分 施設名 延べ床面積 (共同床含む)u 備考(施設の主な設置階など)
吹田市 休日急病診療所
保健センター南千里
959.73u
594.65u
B1
B1〜1F
財団法人大阪府 保健医療財団 新千里病院外来診療棟
1,993.93u
1F
大阪府 大阪府千里府民健康プラザ
千里救命救急センター
千里看護学院
798.09
3,732.58
4,490.07
1F
2F ICU8床、一般病棟35床
3F
12,569.05
 

 

2. 休日急病診療所

〈1〉 運営状況

診療開始日 昭和54年(1979年)10月7日
診療科目 内科、小児科、外科、歯科
診療日 日曜日、祝日、年末年始
診療受付時間

午前9時30分から午前11時30分まで
午後1時00分から午後4時30分まで

医療従事者 医師会、歯科医師会、薬剤師会の協力を得て、医師等が輪番で従事している。各休日の医療従事者は次のとおり(年末年始は必要に応じて増員する)
内科、小児料、外科医師 各1人
看護婦             4人
歯科医師            1人
歯科衛生土          1人
薬剤師             2人
診療放射線技師       1人

(2)受診状況

年度 診療日数
(日)
内科
(人)
小児科
(人)
外一科
(人)
歯科
(人)
計(人) 1日平均 (人)
平成8(1996)
71
2,059
2,341
1,041
760
6,201
87.4
平成9(1997)
71
1,433
2,006
926
770
5,135
72.3
平成10(1998)
70
1,560
1,858
888
729
5,035
71.9
平成11(1999)
71
1,739
1,883
843
695
5,160
72.7
平成12(2000)
71
1,317
1,740
801
633
4,491
63.2



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