| 第1回 吹田市まちづくり研究会 会議録
*内容は寺尾が少し加筆しています
日時:2001年(平成13年)7月17日(火) 午後7時〜
場所:市庁舎 中層棟4階 第4委員会室
参加者:6名 亀田委員 巽委員 中川委員 永田委員 西田委員 宗田委員
傍聴者:1名
テーマ<他の条例や総合計画との関係>
T.自己紹介
●自治体の関係では、総合計画に関わったことがあります。今回のまちづくり条例では、いろんな意見がでてくるのでは。
●女性ということで市民会議から選出されました。まちづくりということで、難しいので一からという感じがしています。
●自治会の方でも考えられる問題も含めて検討できればと思っています。
●まちづくりは、人づくりという理念があり、研究会でどういう条例がというのはわかりませんが、市民で頑張っていらっしやる方が有効に利用できるもので、そうゆうことにお手伝いができればと考えています。
<まちづくり条例のアウトライン>
●まちづくり条例に関しては、都市計画法の足りない部分を自治体が補っていくという部分と、もう一つは、住民参加ということでの具体的な仕組みということになる。
●京都市、金沢市で大規模小売店舗、大規模開発が行われるにあたって、まちづくり条例の関連で市民からの意見を聞き検討していくということにもなっています。
●まちづくり市民参加条例というのは、とういうタイプで、どういうものがいいのか。
●まちづくりの話をすると大変大きな話になる。理念的なものは書きやすいですけどもそれだけで終わっていいのか。それだけでは、市民の方から不満がでるのでは。
更につっこんで考えるのか、住民投票制度とか、実行部分と理念的な部分をどれぐらい やっていくのか。
●総合計画の関係でいうと、理念、構想との整合性をつけなければいけないのか、つけるとすると、総合計画の構想をある程度念頭におきながらやるのか。総合計画は変わっていくので、連動させることになると、条例も変えるということを想定しなければならない。
●まちづくり条例は様々なものがあり、タイプ別に分けられていますけども、ハード整備的なもの、住民参加型のもの等がありますが、どういう仕組みをつくっていくのか。
●まちづくり市民会議の方で出される意見も踏まえて考えていけば。
●市民会議の代表ということなので、現場(市民)中心に考えていけば。頑張っている人に応援しやすい仕組みができればいいと思います。
●(まちづくり市民参加条例は)市民参加、参画が先にくるように思います。市民参加、参画にウエートをおいてどうか。
●まちづくりの運動も行政サイドと市民の思いとのズレがあって、行政も市民も成長しあっ
ているところではないでしょうか。
●まちづくりは人づくり、市民参加といいますが、自治会離れというものがありまして、
ボランティアに入って、意気に感じてやっていくというのはいいのですけども、当て職みたいなことで、割り当てとか当番性であるとか、そういうなかで自治会離れが進んでいるように感じます。自分さえよければという考え方などが増え、そのような状況も含んで、
改善されるようなことも考えればと思います。いくら条例をつくっても、市民がのっかってこなければ、意味がない。
●どういう経緯で、まちづくり条例をつくっていこうということになったのですか?
●21世紀の地方自治は、市民参加、参画のシステムをつくりあげるというのが、考えとしてあります。
●新総合計画、自治基本条例というのがあって、そのなかでシステムをどうしていくのか。
●まちづくり条例に協働、協育、更に行政と市民、或いはまちづくりをしている人との関わりですけども、地域で頑張っている人、そうでない個人、その間のコミュニティの問題が別にあります。前者の方は、自治体や市民環境会議のような市民団体それぞれ地域をみながらというのはわかりますが、市民個人との関係を条例のなかでまとめることができるのか、個人の自由を制限するということはしたくないし、システムづくりということになるとかなり難しいと思う。
●行政の方にも市民の方にもそういう仕組みがない場合に、理念だけうたっているというのはどうか。
●やはり研究会としては、条例を類型化して検討するということも必要ですけども、そういうシステムを検討してもいいのではないかと思います。
○市民参加、参画ということで、どの部分を条例に載せていくのか。
●例えば、吹田市環境基本条例があるのですが、この中において市民の意見、或いは市民の参画がどういう形で行われているのか。どう書いてあるのかというのは知りたいと思います。
●情報公開ということで、この研究会も公開しているということですが、それがどう結びついているのかというのも整理して何が足りないのかということを洗い出し、新しいシステムをつくりあげていけばどうか。
●地域で既に活動されているまちづくりの団体に対してどういう対応をしているのか、それを一つのモデルとして、地域毎に合うシステムを検討していくということも考えられます。市民会議の方で、市民の方からの新しい提案ということも考えられる。
●理念だけでは、まちづくり活動がないということにもなりかねませんので、市民団体でどういう団体が頑張っておられるのか。市民活動と行政の協働促進研究会というのがあると思うのですが。
<事務局>
(仮称)吹田市自治基本条例、(仮称)まちづくり市民参加条例(仮称)市民公益活動促進条例の三つの条例を考えておりまして、その中の市民公益活動についての促進施策を検討する研究会という位置付けになっています。
●次回の市民会議が開かれて、そこの意見も出てくると思いますが、市民参加型の参加について考えていけたらと思います。
●市民会議の意見も必要ですし、自治基本条例に関しては、平成13年1月に、市民の意見を募集されておりますね。そのご意見というのはどのようなものがございますか?
<事務局>
用意させていただきます。(次回資料提出)
●総合計画というのは、大体10年単位で見直されるということですが、見直しということでローリング方式をとっておられるところもあるようです。
<事務局>
吹田市の今の新総合計画は、2005年までの計画となっており、ローリング方式を採っています。
●まちづくり条例ができて、見直しの必要が出てくれば、総合計画はローリング方式で対
応していくことになるのでは。
●次期総合計画は、地域別の課題があって、全体の計画を考え地域別の重点計画と部門 別の二本立ての計画になるのでは。
●まちづくり条例の中身は通常抽象的な文言で表現されています。条例ではこう書いてあるが、総合計画ではどうなのかということになると、あまり細かく書けない。
●まちづくり条例でいっているのに、なぜ実行しないのか等もでてくるのでは。
●総合計画は10年毎に見直しができますが、条例というのはそう簡単に見直しはできない。計画というのは見直しがあるのでは。
●逆に言うと、総合計画は方向性を決めているということなので、当然まちづくりもその方向性に沿ったものでないといけない。
●つまり、総合計画の一定の枠組みに関わってくる。
●中身を書くっていうのか、手続ですか、まちづくり条例は手続条例、中身は実行できるものをやっていくということで考えていけばどうか。
●仮に条例で理念を書いた場合、今の新総合計画の理念をあげたとして、次期総合計画の際に見直しがあった場合、条例も見直すのかという問題がある。
●非核平和、市民参加、健康、安定した暮らし、個性豊かな生涯学習など、総合計画というと実施計画との関連性を考ますから、実行性のあるものである。
●理念までもりこむと、次期総合計画との関連で、拘束されるのか。
●べつに、理念をうたいこむことについては、抽象的なもので、いろんな思い入れが入るし、手続き論でいくということについては、賛成です。
●環境とか、文化とか非常に幅広い理念が、思い入れがあるかもしれない。
●吹田市民の中に共通してある、吹田市の将来像というのは、どんなものなのか知りたい思いはあります。吹田はこういう町だというイメージがあった方が、参加しやすいのではないか。
●ただ、手続き論にかんしては今後市民の意見を聞いて検討すればどうか。 うまくどう表現するのか。この条例は市民参画による××のまちづくりということで、
住み良いまちづくり、快適なまちづくり、明るいまちづくり、なのかいろいろあるわけで、 ××のまちづくりを推進するというのが、住み良いなのか、吹田らしいなのか、がどうい
うものがいいのか。
●条例に理念は入ってもいいと思いますが、実施をきっちりとするように、実施要領のようなものが必要では。
●中身は市民の方が話し合って決めるとして、単に手続きだけではなしに、活動を誘導するようなものがいいのでは。
●実施ということでは、政策評価的な話になってくるのでは。
●市の方では、政策評価というものができているのですか。自治基本条例の方で考えられているのですか。
<事務局>
自治基本条例はまだ、どういう様にやっていくのか、固まっていない。
●100人委員会の話ですが、100人委員会の中に専門的な学識経験者の方に入っていただき、ある一定の方向に導くような形でやっているのか、市民が選ばれたというか、公募で集まったというか、いろんな思いもわかるが、ある程度のところで引っ張っていかなくてはいけないこともあるのでは。
<事務局>
21世紀ビジョンを考える100人委員会は昨年の6月に立ち上げさせていただいて、市民の委員だけで議論していただき、その中間報告をいただいたところです。今後は市職員、
学識経験者の方も入ってお互いの議論の突合わせをするというか、そういう形でできればと考えております。
●例えば項目的なものも不充分なところがあり、それを補完していくというともありますので。意見だけをすい上げるのでは、例えばニュータウンの100人委員会では、旧市内の人にもニュータウンについての意見もあるだろうし、そういうことも含めて行政が一つのものをつくっていく、行政指導していく部分があるのではないのか。
●今のままでよい、というのも一つの考え方。現状を維持していくのにどうすればいいのかということになる。
●条例をつくるぐらいでは、コミュニティの活性化は望めない。我々が知りたいのは、吹田市におけるコミュニティの現状。
<事務局>
吹田の場合は、旧市内、ニュータウン、江坂等取り組みも全く違うところで、例えば江坂ですと、外国人の方が町内会の会長をやっているところもありますし。
●三つの特性の異なったものがあって、それに対応した、南高浜だったらこういうまちづくり、ニュータウンだったらこういうコミュニテイ、こういう動きがあるというところまでつっこんで、議論しなければいけない。
●急速に高齢化が進むなかで、どの町でも自治会というのも運営が難しくなってきているし、まちづくり協議会も3年続くかどうかでリタイアされているというのが現状である。
三つのタイプが変化していくということで、変化していく状況を的確に理解し、障害になることを取り除いていくということ考えることが必要。
●まちづくり団体の支援について、サンセット方式期限を決めて支援していくのはどうか。
(まちづくり活動を評価し支援していくかどうかを決める)
●現実は、地域の中で、ごく一部の者が頑張っているが、その層が引いたときはどうするのか。昔の青年団とか長屋的な血のかよった雰囲気ではない。そういうことで、自治会離れという問題もふくめて考えていければ。
●今の時代ほど合意形成の難しい。
●コミュニティの基本は排他的にはならないということです。
●吹田市皆さんが吹田市民をどうとらえているかということが知りたい。
●都市計画マスタープランの市民会議のなかで、地域別で共通しているものがあるのでそ
ういうものを参考にすればどうか。
●あと数字的なものがあれば。
●参加のシステムをどうつくっていくのか。
●既に地域でまちづくりの活動している団体に、まちづくり協議会の認定をして、地域と地域が対立する場合がある。A地区とB地区がありそれぞれの利害関係で対立しているという状況で、話し合いの場を持たせるとか、調整能力というのをどうしていくのかという議論も必要では。
●対立が悪いというのではなく、対立があるので熱心に出てこられるということもあるので、それを調整するということが、まちづくり条例の中に整っているのか。そういうイメージを持っておくことが必要では。
●まちづくりコンサルタント派遣事業ですけども、京都市でも人材不足で困っているということがあります。
●ワークショップとは違って、最初のスタート地点が違う。会長さんとかいうのは、長年その地域に貢献してきたということで、その人でないとわからないような地域のいきさつとか、人間関係とかがある。若い人がいろいろ意見をいうけれども、そういうことで通らないことがいっぱいあり、このあたりのコミュニケーションをうまくとれるような調整が必要になってくる。
●兵庫県では、まちづくりアドバイザー派遣があり、実際まちづくりアドバイザーに登録している人は、都市計画の専門家が多く、話が合わない。
●条例には書けないけれども、人材育成をどうしていくのか。ノウハウを蓄積していく必要があるのでは。
●まちづくりの活動をどうやってやっていくのか、力をつけていくことから始めるということも考えられるのでは。
●次回の研究会ですが、吹田市自治基本条例素案に関して、パブリックコメントでの市民意見を知りたい。
●地域で活動されている団体の事例、市民参加の事例があれば知りたい。
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