阪急山田駅周辺の再開発 No.8
環境アセスメント準備書への見解書


山田駅西ビルの建設について、見解書ができました。

山田駅西ビルの建設について、環境にどのくらいの影響があるのかを調べ、その予測と対策を報告した「環境アセスメント準備書」が2001年7月に出されました。
 → 西ビルの概要

「環境アセスメント準備書」に対する専門家や一般市民からの意見書が、8月30日までに提出されました。
 → 専門家による審査会の概要(8/10)

これら意見書に対する見解書(26ページ)が、2001年9月に出され、10月2日(火)〜15日(月)、市役所地球環境課と千里市民センターで閲覧できます(コピーは地球環境課で有料)。

いきいきネットワークでは、一部を抜粋・編集しお知らせします。


 「環境環境アセスメント準備書」に対する意見と回答 

大気汚染について

市民の意見 事業者(阪急電鉄)の回答
商業ビルの建設に伴い、汚染の滞留が心配されます。 商業ビルの建設に伴う風向・風速の変化は少ないと考え、汚染物質の滞留の影響は考慮していません。
ビル北面の歩行者デッキに車路の排ガスが影響する。 車路の側面は、防災上や換気上、全てを塞ぐことはできませんが、歩行者や施設利用者にも配慮し、影響を低減するよう検討する。
電気バス導入などの対策を望む。 バスの運行は本事業とは別事業ですが、阪急バス株式会杜に、ご意見があったことをお伝えします。
屋上に広い排気口を設けるなどによって、車の排気ガスなどを拡散して欲しい。 屋上は駐車場とする計画であり、排気口の設置は予定しておりません。
二酸化炭素の低減について可能な限りご努カ下さい。 準備書にお示しした様々な措置など、影響の低減に努めます。
工事中の砂塵の飛散に関する対策を盛り込んでいただきたい。 必要に応じて、散水などの措置を講じます。

騒音について
市民の意見 事業者(阪急電鉄)の回答
商業ビルの建設に伴い、府道千里茨木停車場線の反対側への騒音の反射が心配されますが、各種のデータ作成に当たり考慮されたかどうか。 建物の外壁面には凹凸や開口があり、騒音の反射は生じにくいと考えられるため、考慮しておりません。
府道千里茨木停車場線西側の(第1種中高層住居専用地域)駐車場専用通路について、樹林による分離や防音壁などが考慮されていない。 ご指摘部分の防音措置は検討します。なお、騒音予測は、騒音レベルが過小評価とならないよう、数値上の騒音低滅効果が明らかとなっていない道路植栽等は予測上考慮しておりません。

悪臭について
市民の意見 事業者(阪急電鉄)の回答
生ごみ集積施設以外に、食品加工・調理よリ生ずるニオイについて配慮、、日常管理を望む。 建設時に十分配慮し、テナントの日常管理についても指導を行い、不快臭が発生しないよう努めます。また、問題が生じた時は、何らかの対応を検討します。

日照障害について
市民の意見 事業者(阪急電鉄)の回答
日影に関して、影響先と話し合いをして下さい。 吹田市「中高層建築物の日照障害等の指導要綱」などで定められた説明会を行う考えです。

景観について
市民の意見 事業者(阪急電鉄)の回答
・昼間、夜間の景観を意識すべき。
・建物の色彩に配慮してほしい。
・隣接するマンションとの色彩の整合を求める。
・外観についての話し合いの場がほしい。
・「景観アドバイザー」会議のような第三者的機関からのアドバイスを最大限取り入れるよう望む。
・山田駅西側のシンボル的存在となるので、景観上の配慮が必要。
・街路灯はなるべくビルに直接取り付けてほしい。
・野立て看板のような表示は避けてほしい。
・屋上駐車場の周囲に中低木の植栽を配置し、住宅地を見下ろすことの防止に努めてほしい。
・建物外壁の開口部から車路が見えるのは好ましくない。
・壁面開口部はとぴとび、あるいは飾り窓風にしてほしい。
・壁面開口部には植栽カ花壇を配置してほしい。
建物のデザインの詳細は、引き続き検討を行う予定です。今後、吹田市景観アドバイザー」会議など第三者的機関からのご意見を伺うとともに、まちづくり懇談会など住民の皆様からの声も参考にさせていただきながら、実施設計を行う考えです。

駐車場・車路側面については、外壁に開口を設け、部位ごとに色を使い分けることなどで、外観に豊かな表膚を出すことをねらいとしています。
開口部は防災上および換気上、利用する計画としているため、全てを塞ぐことはできませんが、景観上の配慮を検討してまいります。
・緑被率はどの程度か。緑が少ないので、これを補うためにも、垂直緑化を実現してほしい。
・西側と南側の敷際を後退させ、植樹と中間色により周辺に調和するものにならないか。
・垂直緑化による北側、東側の緑化を強く求める。
・四季折々の緑を配置すべき。
・もっと緑化を図ってほしい。モノレール駅からの景観に配慮が必要。
・阪急電車やモノレールから見えることを考え、東側の緑化を希望する。
・できるだけ植樹するとともに花壇を配し、環境美化と空気の浄化に努めてほしい。
・欅通りの名に恥じないよう、欅の木を残す(移す)よう配慮してほしい。
・建物上層階の窓辺(またはバルコニー)の緑化が考えられていない。
・屋上のエコロジカル緑化を実施してほしい。
西側、北側府道に面した部分を緑地スペースとして確傑し、中高木・低木を織り交ぜた植栽計画を考えています。また、南の広場側については、建物を広場から約6m後退させ、ツリーサークルを配するなど、広場・歩道と一体的に整備する計画としています。
樹種の選定や樹木の配置は、周囲や歩行者の視点を考慮して決定していきます。
なお、屋上は註車場とする計画であることから、緑化の実施は困難です。

廃棄物・発生土について
市民の意見 事業者(阪急電鉄)の回答
・生ごみ処理機を設置して堆肥化するなど、廃棄物のリサイクルを徹底してほしい。
・準備書で示された開店後の廃棄物排出量は間題ない量とは言えない。
・各テナントの具体的な分別方法などを教えて欲しい。
・収集業者を教えて欲しい。
・リユース・リサイクルの取り組みを、積極的にやってください。
準備書に記載のテナントは現在予定段階で、各店舗における分別方法、収集業者など具体的内容は確定していません。
資源ごみは専用の置き場などを設置し分別収集を行い、リサイクルボックスの設置や再生紙利用の呼ぴかけ、廃棄物の再資源化を促進します。
廃棄物の処理問題について工夫やアイデアを出し合うなど、住民と入店テナントの協カ体制を期待する。 テナントの理解を得た上で、皆様のご意見をお伺いする方策を検討します。

交通について
市民の意見 事業者(阪急電鉄)の回答
旧中央環状線の交通量は、行楽期に増加するなど季節変動が大きいので、現況調査は四季それぞれで必要ではないか。
平均的な平・休日現況交通量をべ一スとすることが妥当であると考え、現況調査を秋季に実施しました。統計的に、年平均交通量は秋季の平均的な交通量にほぼ等しくなるとされています。
なお、統計的には、年平均交通量を1.00としたとき、その四季変動は都市部の幹線道路においてα96〜1.03程度とされてもおりますが、ご意見を参考に、周辺の地域特性を踏まえ、行楽期における交通状況を把握するための調査を別途行うこととします。
王子住宅地内の自動車交通量を、現況の地区内と旧中央環状線の交通量の比により配分して予測することが妥当であるのか。 増加すると予測される王子住宅内の通過量は、旧中環南方面からの来店自動車のうち、三ツ辻交差点の渋滞を避けて王子住宅内を迂回する自動車交通であることから、本予測による想定配分は妥当なものであると考えます。
予測された交通量は、他店での渋滞の実状を反映しているとは思えない。弘済院東交差点における来店自動車による渋滞の発生により、津雲台内を迂回する自動車が増加するものと懸念される。 予測に用いた「ハフモデル」は、商業施設の顧客吸引力・商圏を把握する方法として広く用いられているもので、弘済院東交差点における交通量はこれを用いて算出したものです。その妥当性は事後監視で確認する考えです。

また、予測結果では、開店後の弘済院東交差点における緩和度は休日ビーク時で0.45となっており、府道箕面吹田線を利用して来店する自動車が弘済院東交差点を避けて津雲台内を迂回する状況は考えにくいものと思われます。
王子住宅地における車の通過と走行速度を抑え、住環境を維持すること。 住宅地内の通過交通の抑制については、南北双方向から来られるお客様に対し、周辺を迂回することなく直接入場できるよう工夫をしています。また、チラシ、誘導看板などにより、住宅地内を通過しないよう案内を行いたい。
商品搬入車が敷地内に駐停車できるよう検討すべきである。
商品搬入車の出入りにより'般車が渋滞する。
商品搬入自動車台数は、敷地内で処理できるものと考えていますが、開店後は特定の時間帯に商品搬入が集中しないよう調整に努めます。
・三ツ辻交差点の渋滞の悪化によるバスダイヤの乱れが懸念される。
・三ツ辻交差点周辺における歩行者(車椅子を含む)の安全性を確保してほしい。
・三ツ辻交差点が改善されれぱ、右折レーンの設置も可能であり、4ヶ所の信号機が有機的に連携すれぱ、ここでの渋滞が減少するのではないか、開店後の交差点解析結果を解りやすく説明してほしい。
・旧中環を拡幅すれぱ、渋滞の悪化を防げるのではないか。
・三ツ辻交差点付近の交通渋滞改善など。
交通量予測による交差点解析においては、信号機の有機的連携は考慮しておりません。
なお、道路の整備計画につきましては、詳細は把握しておりません。
・車の走行速度抑制の表示などを望む。
・駅前駐車場では、短時間の無料駐車を提案する。
・交通に関して、各々の管理者・行政・警察と近隣住民とが参画した機構を立ち上げるべき。
・他店で見られる路上駐車の実態を見込んだ予測をしてほしい。
・路上駐車の影響で走行可能が1レーンのみになった場合の混雑度を予測し、渋滞防止にどう対処するか評価して下さい。
・短時間の駐車を無料にすることにより、駅の出迎えやちょっとした用足しによる路上駐車抑制を考えてほしい。
・路上駐車の抑制について行政に(あるいは司法にも)対策を求める記述をして抑制の具体化について協議
して下さい。
計画している駐車場は来店者専用であり、.来店者に対しては一定時間を無料にすることを検討しています。
駐車台数は十分確保し、駐車場ゲートをできるだけ駐車場に近い立置に設けることで滞留スペースを確保する計画です。路上駐車が発生しないようチラシなどによるお客様への啓蒙、多客時には警備員を配置するなど対応し、状況に応じて警察にも協カを要請することを検討します。

その他の環境要素・環境全般について
市民の意見 事業者(阪急電鉄)の回答
野鳥その他への影響はないとはいえない。
事業予定地が空き地であることから、動植物への影響はないと考えております。生ごみについては、生ごみ集積施設で管理する計画で、野鳥の餌となる可能性はないと考えます。
・太陽電池パネルの採用を検討してほしい。
・散水用に雨水を利用するために雨水槽を設けるなどの工夫をして下さい。
現在のところ予定しておりません。
・バイク置き場について、市営が有料の場合、利用者が殺到し不足が考えられるので、有料化すべきである。
・駐輪台数が現状より減り、利用可能時間も短縮されている。駐輸可能台数、利用可能時間を拡大することにより、自転車利用者を増やせぱ、大気汚染などの環境破壊が緩和されるのではないか。
・駐輪場を、ビルの利用者のみに限らず、電車、モノレールの利用者に対してももっと広く、長時間開け、駐輸台数を増すよう、より努カされたい。
ビルの駐輪場は、お客さま専用の駐輪場として十分な台数を設置する計画です。利用可能時間を店舗の営業時間と合わせるなど、駅利用者の駐輸を回避し、店舗ご利用のお客さまに利用いただきやすいような管理方法を検討します。
なお、駅利用者の駐輸場は吹田市にて必要台数を予測の上、設置されるものと聞いております。
自転利用促進のための優遇制度を。そのための市営施設と合わせた一体的運営、有料化。 お客様には無料で駐輪場をご利用いただけるよう考えており、自転車での来店促進につながると考えます。
また、市営駐輪施設を含めた全駐輸場を来店者用駐輪場として利用することは、目的がそれぞれ異なる(ビルは来店者用、市営は駅利用者用)こと、管理者が当杜、吹田市で別となっていること、来店者、駅利用者の区別が灘しいことから、管理上、運営上の支障が生じると予想され、実現は困難であると考えております。
公共交通の利用促進のための工夫について、実効性のある具体策を検討してほしい。 商業ビルの建設に併せて、駅までの歩行者デッキの整備や駅舎の改修などを行うことにより、快適でスムーズな移動の出来るターミナルとする考えです。

また、当社では平日10〜16時、および土日祝日の割引乗車券(オフピークチケット)を導入しています。
阪急バス株式会杜では土日祝日、ご同伴のご家族を人数制限無しで100円(子供50円)で乗車いただける制度(エコ定期)を導入するなど、地球環境保護や交通渋滞抑制のための利用促進策を積極的に講じています。

さらに当社では、2003年度中を目処に世界初のICカードによるポストペイシステムを導入し、1ヶ月のご利用状況に応じて料金を後払いしていただくことを予定しており、これにより様々な運賃の割引やサービスが可能となります。これらのシステムを当ビルとしても支援し、周知を図ることで、公共交通機関の利用促進に努めたい。
・三ツ辻交差点の渋滞の悪化によるバスダイヤの乱れが懸念される。
・三ツ辻交差点周辺における歩行者(車椅子を含む)の安全性を確保してほしい。
・三ツ辻交差点が改善されれぱ、右折レーンの設置も可能であり、4ヶ所の信号機が有機的に連携すれぱ、ここでの渋滞が減少するのではないか、開店後の交差点解析結果を解りやすく説明してほしい。
・旧中環を拡幅すれぱ、渋滞の悪化を防げるのではないか。
・三ツ辻交差点付近の交通渋滞改善など。
交通量予測による交差点解析においては、信号機の有機的連携は考慮しておりません。
なお、道路の整備計画につきましては、詳細は把握しておりません。
・開店した後も、環境配慮について市民と話し合う場をつくる必要がある。
・店舗についての話し合いの場がほしい。
店舗運営計画を具体化する時期になりましたら、テナントヘご指摘の点について説明を行い、皆様よりご意見をお伺いする方策を検討したい。
計画段階から市民と話し合う場を持ってはどうか。長期的に市民と協議していける組織作りが必要である。 これまでも、吹田市主催の交通問題懇談会、まちづくり懇談会などで地域の皆様とのお話し合いをさせていただきましたたが、今後もそのような機会を通じてご意見をうかがい、参考にさせていただきたいと考えております。

その他について
市民の意見 事業者(阪急電鉄)の回答
派出所の設置を。 警察からの設置要請があれぱ検討したい。
銀行支店の設置を。 都市銀行を含め金融機関に出店を打診していますが、最終的には銀行側の判断次第となります
夜間営業時間の短縮を。 ビルの駐輪場は、お客さま専用の駐輪場として十分な台数を設置する計画です。利用可能時間を店舗の営業時間と合わせるなど、駅利用者の駐輸を回避し、店舗ご利用のお客さまに利用いただきやすいような管理方法を検討します。
なお、駅利用者の駐輸場は吹田市にて必要台数を予測の上、設置されるものと聞いております。
市民の休憩場所、不要物やりとりのための掲示板設置。 1階の吹き抜け部分を休憩スペースとして利用できると考えております。ご要望の目的にも利用できる掲示板などの設置についても、今後検討します。
駅前広場の歩道に屋根を設けてほしい その予定はありません。
府道茨木停車場線西側の駐車場専用通路について、深夜管理をどの様にされるかお示し下さい。 詳細については決定しておりませんが、防犯面を考慮した管理をしていきます。
生活の質的向上、利便性を期待する。
・環境に対する配慮が十分されている
・歩道デヅキは歩いて楽しい空間に。
・千里ニュータウンの再生が叫ばれている中、若者に も魅力あるエリヤにして欲しい。
環境に対する配慮を十分行った上で、地域の皆様のご期待に添えるよう努めてまいります。

行政に対する意見と考えられるもの
市民の意見 事業者(阪急電鉄)の回答
・王子住宅内交差点について、交通事故防止のための具体的対策を市当局に望む。
・市長の積極的な推進を期待します。
・三ツ辻交差点の渋滞によるバスダイヤの乱れ。
・三ツ辻交差点周辺における歩行者(車椅子を含む)の安全性を確保してほしい。
・旧中環を拡幅すれぱ、渋滞の悪化を防げるのではないか。
・車の走行速度抑制の表示などの徹底を望む。
・三ツ辻交差点付近の交通渋滞早期改善、他道路交通の整備。
・交通に関して、各々の管理者・行政・警察と近隣住民とが参画した機構を立ち上げるべきである。
・津雲台36号線の交通への影響が懸念され、あやめ橋より右折禁止、あやめ橋への左折禁止、速度制限20q/h以下への変更が必要である。
・縦覧方法の多様化等を望む。
ご意見があったことは、可能な範囲で関係機関にお伝えします。




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